五反田にハマること間違いなし! 知られざる絶品グルメ&夜景を心ゆくまで堪能できる「OMO5東京五反田」が誕生
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2024年5月20日 11時30分
星野リゾートが運営する「OMO(おも)」ブランドの新施設が、東京五反田に誕生。「OMO5東京五反田 by 星野リゾート」が4月11日にオープンした。
「旅を楽しくする」をテーマに、旅の目的や過ごし方に合わせて「星のや」「界」「リゾナーレ」「OMO」「BEB(ベブ)」という5つのブランドを中心に、国内外に69施設を運営している星野リゾート。「OMO」は“テンションあがる「街ナカ」ホテル”をコンセプトとしており、街を愛するスタッフが地域の方々と仕掛ける、新感覚のホテル。思いもよらない魅力に出会い、知らず知らずのうちにその街までお気に入りに。全国に16施設が展開中だ。
そんな「OMO」の新施設「OMO5東京五反田」は、「夜景とご馳走のパラダイス」がコンセプトに。ホテルの説明としてはなかなか聞かないワードが並んでいるが、一体どのような施設なのか? メディア体験会に参加し、実際に体感してきた。
■解放感たっぷり!高層階から五反田の街並みを見渡しながらカフェやトレーニング
ホテルは五反田駅から徒歩6分、オフィス、シェアオフィス、ホール、商業施設から構成される「五反田JPビルディング」内の地上60~100メートルの高層階に位置。客室から品川、目黒、大崎など近隣一帯を望むことができる。
まず、チェックインするために14階のフロントへ。滞在の拠点となるためこのフロアを「OMOベース」と呼ぶのだが、天井高6メートル、約1,200平米のダイナミックな空間となっている。
このフロアには、カフェ&バル、ショップ、さらに空中庭園も存在。見よ、この解放感……!
カフェ&バル自体も大きな窓に囲まれて日差しが気持ち良いが、やはり青空広がる&緑豊かな空中庭園の解放感たるや。中央には水をたたえた浅瀬の池と小さな島が点在するランドケープがあり、夏は足を水に浸して過ごすことができるとのこと。
なお、カフェで購入したメニューはこの庭園やラウンジでも飲食可能。宿泊者以外も利用することができる。
さらに「OMO5東京五反田」は、愛犬と一緒に宿泊可能。犬を連れての客室「ドッグフレンドリールーム」も14階にあり、そこから直接アクセス可能なドッグガーデンエリアも。屋内・屋外の2つのスペースで構成されており、給水やシャワーができる水場もしっかり備わっている。
15階には宿泊者用のジムも併設。五反田の街を見下ろしながらのトレーニングということで、いつもよりはかどりそうだ。
■五反田の飲食店の賑わいがデザインに! 東京の夜景も堪能できる客室
上記したフロアだけでなく、客室からも同様の景色を一望できるのが「OMO5東京五反田」の最大のポイント。客室は10タイプ、全188室。五反田の飲食店の賑わいから着想を得たデザインが各所に施されているだけでなく、洋食店のレンガやスナック・居酒屋が集まるビルのタイルを表現するように、客室のソファやクッションにはレトロな色調のファブリックが使用されている。
飲食店の看板を模した照明はすべての部屋に設置され、デザインもそれぞれ違うとのこと。この照明を眺めながらお酒を飲むと、ホテルにいるにも関わらず、まるで雰囲気の良いバーにいる気分になりそうだ。
この日に案内してもらったデラックスルームは、32.1~40.5平米という広さ。少人数で広々と使ってもいいし、ファミリーなど大人数でも快適に過ごせるだろう。
ホテル内で最も広い床面積を有する角部屋のスイートルーム(57.3平米)にいたっては、大きなガラス窓が2面連なっている。ここで、「夜景とご馳走のパラダイス」の“夜景”の部分に納得。都心の高層ビル群を遮ることなく一望でき、よく言われる例えだが、まさに“宝石を散りばめたよう”。もちろんこの部屋だけでなく、すべての部屋からこの夜景を見ることができる。
部屋内部に関しては、テレビにテーブル、冷蔵庫、電気ケトル、コップ、金庫、ドライヤー(SALONIA)など、必要なものはすべて揃っている。ただ、化粧水や乳液などのスキンケア用品はないので、こちらは持参することをオススメする。
歯ブラシ、櫛、カミソリ、ボディータオル、ティーバッグは、14階のアメニティー置き場から自由に持って来られる仕様に。
個人的に嬉しいと思ったのが、上下セパレートタイプのパジャマが無料なこと。他の「OMO」ではパジャマの貸出に200円かかるので、「OMO」をよく利用するファンにとっても嬉しいポイントなのではないだろうか。
15階には自販機、ランドリー、電子レンジ、ウォーターサーバー、給水機も。いちいちコンビニまで行かなくて良いほど設備が充実している。
■街を愛する「OMOレンジャー」紹介の店にハズレなし!
ここからは、「夜景とご馳走のパラダイス」の“ご馳走のパラダイス”部分について。「OMO5東京五反田」にはご近所を愛するホテルスタッフ「OMOレンジャー」が存在しており、そのレンジャーたちがガイドブックには載っていないご近所の情報、オススメのお店を集めた「ご近所マップ」を作成している。
14階に飾られたマップには、スタッフが実際に足を運んで集めた60店舗が掲載。さらに、その五反田のグルメにまつわるアクティビティを開催している。
「五反田ご馳走レセプション」がその一環で、五反田ならではのご馳走を楽しむきっかけになるガイドプログラム。五反田の街を知り尽くしたスタッフが、ゲストが選んだテーマに合わせて5分でオススメ店を紹介してくれる。
この日のテーマは「最初と最後はそのままで」「“うわっ”て3回思う老舗洋食店の魔法」「五反田で食べるピッツァに隠された〇〇の秘密」の3つ。このテーマは、平日と土日で切り替わるそう。
筆者は今回「最初と最後はそのままで」を選択。美味しいメンチカツを提供してくれる店を紹介してもらい、実際に夕食時に足を運んでみたが……美味い!
サクッとした衣を割ると、中から肉汁がジュワッ。……私からの情報はここまで。気になる方は是非レセプションに参加して、同店舗の情報を手に入れてほしい。他のテーマを選択したとしても、ハズレ店がないのは間違いなし!
もう一つのアクティビティ「ひとさらdeご馳走パス」は、五反田での食体験を、最高の一皿から始められる特別なチケットのこと。当日販売のチケット(2000円程度)を使えば、当日飛び込みでの入店が難しい人気店で30分間、名物料理1品とその料理を引き立てるドリンクで贅沢なちょい飲みができる。
この日に紹介してくれた店「酒肴あおもん」は、五反田駅から徒歩7分にあるビルの地下に存在。アジやサバなどの青魚の酒肴が楽しめる店で、名物は“重さゼロ”のアジフライ。半熟アジフライと完熟アジフライを提供してもらったが、たった30秒揚げる時間が変わることで、ここまで食感に違いがでることに驚き。まだ水水しく、口の中で溶けてなくなる半熟。しっかりと身を感じられる完熟。どちらも絶品だった。
五反田の街に繰り出さずとも、ホテル内で楽しめる「満チル夜のひととき」も。ご馳走を食べた後から寝る前の時間帯を満ち足りた気持ちで過ごせるナイトタイム。創業70年を超える五反田の鶏肉専門店「信濃屋」とコラボした「おつまみプレート」(1,000円/ドリンクセット1,500円)を、14階の空中庭園、カフェ&バー、ラウンジなどで堪能できる。
またカフェ&バーで提供される朝食は、1905年創業の米殻専門店「隅田屋」の五つ星お米マイスター監修のもと、「OMO5東京五反田」の朝食に合うよう、水分量や歯離れの良さを追求した「おにぎり」。具材が全国から厳選された食材とこだわりの製法で作られた逸品を揃え、梅干しや焼き鮭などの王道のものから、海鮮や牛しぐれ煮など贅沢感のあるものまで10種類が用意されている。
加えて、1922年から五反田に店を構える味噌専門店「坂本商店」の味噌を使用した味噌汁も付いてくる。
おにぎりは10種類の中から2個をチョイスできるのだが、1個でもかなりの大きさ。「ホテルの朝食はビュッフェでしょ!」派の私でも、十分満足できる量に。さらに「OMOレンジャー」から紹介してもらった店が美味しすぎて酒が進み二日酔い状態。そんな体に味噌汁が染みわたる。
おにぎりは熟成梅干しとツナマヨをチョイスしたが、梅干しには紫蘇の葉を、ツナマヨにはわさびが添えられているのが“わかってる!”。
■ディープな街・五反田のグルメと夜景を心ゆくまで堪能できる「OMO5東京五反田」
体験会冒頭に、ホテル総支配人の沖拓人氏は「五反田をこよなく愛するスタッフと地域の方が仕掛ける提案を通して、五反田の街を楽しみ尽くしてほしい。五反田の街の特徴は、“食・グルメ”。このアクティビティやサポートで、より多くの方にこの“食・グルメ”を堪能してほしいと思っています」とコメントしていた。
その思いに違わず、たった一晩で五反田の夜景とグルメを思う存分堪能できたと実感している。
上記で紹介した以外にも、五反田には40の飲食店がひしめきハシゴ酒が楽しめる「五反田ヒルズ」というディープスポットも。「満チル夜のひととき」後に足を運んでみたが、入るのに少し勇気はいるものの、入ったらそのレトロな雰囲気の虜に……。
今回体験できなかったアクティビティとして、ツアーガイドがこの五反田ヒルズを紹介してくれる「五反田ヒルズツアー」も。ガイドに加え、2店舗のOMOオリジナルセットメニューがついて1名6,000円の金額で楽しめる。
あなたも是非この「OMO5東京五反田」への宿泊を通して、五反田のグルメ、そして夜景を堪能してみてはいかがだろうか。
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