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牛一頭から始まった大学!? 酪農から獣医学まで学べる酪農学園大学にてランパンプスが徹底取材!

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2024年9月13日 15時0分

牛一頭から始まった大学!? 酪農から獣医学まで学べる酪農学園大学にてランパンプスが徹底取材!

受験生を“みんな“で応援!『おうえんしナイト』

全国の受験生を応援するために、受験や教育と縁が深い、お笑い芸人・ランパンプスと一緒に様々な情報をWebコンテンツとして発信していく企画です。

受験生を応援するため全国各地を飛び回る『おうえんしナイト』。

今回、お伺いする大学は北海道江別市にある「酪農学園大学」になります。酪農をはじめ、国家資格や獣医学を学べる酪農学園大学の教育方針、受験方法などをランパンプスがインタビューしてまいります!

――それでは早速ですが、大学内に入って入試広報課の岡山翔太さんにお話しを聞きに行きましょう。

岡山:岡山と申します。本日はよろしくお願いします。

ランパンプス:ランパンプスです。こちらこそよろしくお願いします。

小林:酪農学園大学の創立の歴史から教えていただけますか?

岡山:創立は1933年で「北海道酪農義塾」という学校から始まりました。昨年、90周年を迎え、100周年に向けて動き出しております。

寺内:最初から酪農なんですね。

岡山:創始者である黒澤酉蔵先生が牛一頭からこの地で酪農を始めて、学校を作ったという歴史があると聞いております。

寺内:牛一頭から始めた大学!? しかも、名前に「とり」が入ってる(笑)!

岡山:黒澤酉蔵先生の時代から、キリスト教の大学でして「三愛主義」「健土健民」などが教育の柱となっています。

小林:大学として力を入れているのはやっぱり酪農ですよね?

岡山:そうですね。ただ他の学部もたくさんありまして、食品開発や流通なども学ぶことができますし、管理栄養士コースでは国家資格受験のための勉強をします。他にも環境共生学類では、環境問題や、野生動物が街中に出てくる問題を扱っています。

小林:北海道だったら必要な勉強ですよね。熊が降りてきちゃうこともありますし。

岡山:実は、去年、大学の裏に熊の足跡があったんですよ。

小林:大変だ! さすがに騒ぐんですか?

岡山:騒ぎました(笑)。

寺内:「環境共生学類、行け!」みたいな(笑)?

岡山:「先生と学生! 行ってこい!」みたいな(笑)。でも、実際に熊を捕獲し、眠らせて、GPSをつけ、行動調査をするフィールドワークもあるんですよ。

寺内:実践には最高の環境ですね。

岡山:大学の裏が野幌原生林といって本当に森で、そこが学びのフィールドになっています。

小林:藤岡弘さんみたいな人を育てるんですか(笑)?

寺内:アドベンチャー部隊(笑)。

小林:みんな、毛量が多いんでしょうね(笑)。

寺内:毛量は関係ない! コーヒーは好きだと思うけど(笑)。

小林:藤岡弘さんがコーヒー好きなのなんて誰も知らないよ!

岡山:6年制の獣医学類もございます。

小林:獣医保健看護学類というのは?

岡山:動物の看護師を養成する学類ですね。

寺内:伴侶動物医療ってなんですか? 聞いたことない言葉ですね。

岡山:伴侶動物とは犬猫のような動物のことです。生産動物は牛などになります。

寺内:動物病院の獣医さんが扱うのが伴侶動物で、牧場とかで管理するのが生産動物ってことですね。

岡山:おっしゃる通りです。

寺内:学生は「トリスチャン」の方が多いんですか?

小林:トリスチャンってなに?

寺内:酉蔵先生の理念を取り入れたクリスチャンの方だよ(笑)。

岡山:そういうことですか(笑)。でも、学生がクリスチャンとは限らないんですよ。

寺内:あんまり関係なかった(笑)。

小林:道外から来られる方もいらっしゃるんですか?

岡山:6割くらいは道外から来てます。

寺内:そうなんだ! 意外! 皆さん、この辺りに住んでいるんですか?

岡山:この辺りは大学が多くて、江別市を中心にアパートが結構ありまして、家賃も安いんですよ。

小林:それにしても学内が大きすぎますよね(笑)。

寺内:パンフレットに映ってるところ全部が敷地ですか?

岡山:そうですね。敷地面積は全体で135万平方メートルあります。

小林:緑の面積が大きい(笑)。野球場でホームラン打ったら原生林に入っちゃうじゃん!

寺内:外野は熊が守ってるんだよ(笑)。

岡山:敷地の両端に男子寮と女子寮があるんですよ。

小林:そんな離されても!

寺内:万が一があったらいけないからね。

小林:万が一はあるだろうが!

寺内:どんなテンションだよ(笑)。

小林:受験方法はどういった形があるんですか?

岡山:大きく分けて4つあります。1つが総合型選抜で、一番早いタイミングで始まる入試です。これは「今、自分がどういうものを強みにしているか」をアピールできる入試で、面接や小論文がメインの選考になります。

寺内:「本当に牛が好き」みたいな人もいるんですか?

岡山:いらっしゃいますね。

小林:ホルスタインのTシャツ着てきたり(笑)?

岡山:それはちょっと(笑)。でも、着てきたら面白いですね。今のところそういう子はいないですが。

小林:落ちちゃうからですよ(笑)。

岡山:次が学校推薦型選抜になります。高校で頑張ってきた実績を大学が評価するものですね。

小林:学生時代の実習や、ボランティアに行ったりすることも評価されるんですか?

岡山:評価の対象になります。あとは高校時代に生徒会や、部活を頑張っていたことも評価させていただきます。

小林:農業高校から来られる方や、ご実家が農家の方とかも多いんですか?

岡山:学類によって偏りが出ますね。循環農学類という酪農、畜産、農学、農業経済を学べる学類については、農業高校から来る学生は多いですが、他の学類になるとそんなこともないです。あとは学力の一般選抜と共通テストで4つの受験方法になります。

小林:酪農大学ってイメージしづらいんですが……今日だって牛は生きてるわけじゃないですか? 畑はちゃんと世話しないと枯れちゃうじゃないですか? 夏休みとかはどうしてるんですか?

岡山:基本的には、それぞれの場所に私のような事務職員とは違う雇用形態の専属の「技師」という職員がいるんです。

小林:その人が先生みたいになることもあるんですか?

岡山:技師が管理をしているので、学生も学ぶ点は多いと思います。それと学生は授業で行くだけでなくアルバイトで入ることもあります。

寺内:アルバイトもするんだ!

小林:一番学びたいことをアルバイトにできるんだから勉強になりますよね。法外な値段で雇ったりしてないですよね(笑)?

寺内:「はい、今日の分」ってトウモロコシだけ渡すとか(笑)。

岡山:ないです(笑)。乳牛を絞るのは朝5時と夕方4時半の一日2回なんです。学生は朝、絞るアルバイトをやって、授業に出るんですよ。

寺内:「今日の乳搾りめっちゃ出てさ、1限遅れちゃったよ」みたいな(笑)。

小林:今は搾乳機でやってるでしょ(笑)。

寺内:そうだよね(笑)。

小林:就職先はどういうところが多いんですか?

岡山:循環農学類や、環境共生学類などは、専門性を生かした就職先に進む学生が一定数いますが、それとは関係なく、多職種に進む学生もいます。例えば、就農といって、そのまま農家、酪農家になる学生もいれば、知識を活かして、農家と企業をつなげるための企業に入る学生もいるという感じですね。

小林:獣医の国家試験って難しいんですか?

岡山:私から見ると、めちゃくちゃ難しく感じますね。

寺内:医者は人間だけだけど、獣医はいろんな動物ですもんね。

小林:動物関連の仕事に就きたい人ってめちゃくちゃ動物が好きなイメージあるんですけど、実際、そういう子たちが多いですか?

岡山:動機は様々ですが「動物が好き」とか「食べるのが好き」という学生は各学類で多いですね。

寺内:食品加工実習室があるかと思えば、実験室的なのもあったり幅広いですよね。医療センターまであるし。

岡山:そこは動物病院なんですよ。実習を行う「スキルスラボ」では動物モデルを使ってるので、牛の直腸検査とかもしますよ。

寺内:世界で3校だけだって!

小林:どういう学生さんに来ていただきたいですか?

岡山:専門性を高める大学なので、目指すものが決まっている学生も多いですが、動物や食べることが「好き」という気持ちだけで大学に入って、大学生活の中で刺激を受けて方向性を決める学生も多いですね。

寺内:大学生活の中で目標を具体化していくんですね。

岡山:高校生の段階から将来を見通すって難しいじゃないですか? なので、何か一つ「好き」というものを持って入学してくれたらいいですね。

小林:一年生は座学が多いんですか?

岡山:基礎教育は必ずありますが、畑でちょっと作物を育てたり、実際に乳牛に触ってみたり、そういう施設にはガンガン行くことになります。

小林:そういえば寺内さんが、ずっと「北海道来たから乳搾りしたい」って言っているんですよ。

寺内:乳絞り体験はできるんですか?

岡山:感染対策上難しいんですよ。しかも今は、全部、搾乳機なんです。

小林:僕が小学校の時は十勝にバスで行って、乳搾り体験したよ。あれ? お前絞ったことないの?

寺内:おい! お乳マウント取るなよ!

小林:字面にしたらおっかないこと言ってるから話を変えます(笑)。学生たちは普段どういう生活をしているんですか? 周りに何もないようにも見えるんですが。

岡山:道外の学生の親子さんと話すると「病院とかあるんですか?」なんて言われるんですが、大学の最寄り駅から札幌駅までJRで15分くらいなので生活するには困らないんです。

寺内:自然もあるし、市街地にも出やすいし、立地が良いんですね。

小林:北海道の良さですね。北海道ならではの部活や、特殊なサークルなどはあるんですか?

岡山:部活やサークル活動は盛んで、北海道らしいものですと「狩り部」がございます。

小林:カリブ海の方に行くの?

寺内:それなら「カリブ部」だよ! 「ぶ」が2個になっちゃう!

小林:突っ込むところおかしくない(笑)?

岡山:狩猟免許を取って、自分で仕留めて、自分で捌いて、自分たちでジビエ料理を作るんです。

寺内:渋っ! こんな感じですか?

小林:なんかお前の構え方きもいな!

寺内:なんでよ(笑)。

小林:普通こうだろう?

岡山:中小家畜研究会という羊の繁殖から出荷まで自分たちで行うサークルもありますよ。

寺内:すごっ! でも、そこまでが教育ですもんね。

岡山:専門性から命の尊さまで学べます。

小林:学生たちには卒業後にどのように育ってほしいですか?

岡山:在学時もですけど、卒業してからも健康を第一に考えてほしいですね。後は自分の成長のために色々とチャレンジしてほしいと思います。

寺内:卒業後の学生の健康に言及するの初めて聞いた。もう親心ですね。

小林:最後に、今、頑張ってる受験生にメッセージをお願いします。

岡山:こういう仕事をしているので、高校生と話す機会が多いんですが、大学受験が重荷になっている高校生はたくさんいます。もちろん大きな岐路なので、致し方ないと思うんですが、時にはリフレッシュしながら「大学入った後に絶対楽しいことがある」「こんなに自分になりたい」という期待を持って頑張ってほしいですね。

ランパンプス:本日はありがとうございました。

岡山:こちらこそありがとうございました。

――それでは学食に向かいましょう。食事の前に、前回、寺内さんが見事、神社検定参級に合格したので、改めて「学食カレー縛り」のじゃんけんをしていただきたいと思います。

寺内:勝った方がカレーですか?

小林:そんなわけねーだろ! 勝った方がおすすめメニューです。

寺内:オッケー。それでいこう! それでは2勝したほうが勝ちで! せーの!

ランパンプス:じゃんけんぽい!

寺内:よっしゃ!! もう勝ちだわ。小林さんグー怖くて出せなくなってると思うからね。いくぞ! 最初はグー!

小林:最初はグーって言わないで(笑)。

寺内:ビビってる(笑)。いきます!

ランパンプス:じゃんけんぽい!

寺内:よっしゃー!!

小林:……またカレーか。

寺内:しかも今回は期限わかんないからね(笑)。

小林:おかえり。また君に会ったね。何の変哲もないカレーさん。

小林:しかも、見てください。あんまり食べられないと思って小盛にしたのに、ご飯の量がイカつい。ルーが間に合わなそうだよ。

寺内:さすが生協さん(笑)。

小林:それでは久しぶりにいただきます。

小林:うん。まっすぐカレーです。

小林:好き嫌いなく誰でも食べれるカレーです。

寺内:でも、どっかに違いがあるんじゃない?

小林:君たちが思ってる味、そのものの味がする。

寺内:僕らの頭の中にあるあの味だ(笑)。

小林:まあ、でも、カレーはやっぱり美味しいよ。またこの時期が来たなー。

寺内:私は、牛トロフレーク丼です!

林:なんかさ、いつも寺内さんのだけ豪華じゃない?

寺内:新メニューだって。牛トロフレークなんて他の学食で見たことないでしょ?

寺内:いただきます!

寺内:うわ! お「うし」い! 「モウ」美味しさが「牛」縮してて身がぶるぶる(bullbull)震える! 札幌酪農学園大学の学食に来たら絶対買う(cow)べきだね!

小林:味がまったく伝わんねえ!

寺内:牛トロフレークが凍ってて、ご飯の熱でちょっと溶けるのよ! めちゃくちゃ美味しい。最近食べられなくなったユッケを感じる! あと、この刻み海苔が最高!

寺内:特製タレが美味い! 牛トロの量も多い! これを学食で食べれるってすごいよね。ちなみに、こちら並で660円です。

小林:俺、270円。なんで俺だけいつも安いメニューなんだよ!

寺内:エンゲルが違うんだよ(笑)!

小林:みんなで俺をハメてるだろ!

 

――北海道の酪農大学という他ではなかなか見れない環境の酪農学園大学に来ましたが、いかがでしたか?

小林:名前を聞いただけでは全く想像がつかない学部がたくさんありましたね。

寺内:牛の世話とか、家畜、食肉とかそういう系だけかと思ったら、栄養だったり獣医になれたり、意外でした。

小林:一般の職業にも就く方もいることも意外だったよね。

寺内:あと……ありがとうございます。じゃんけん勝ちました(笑)。

小林:6割の子が北海道以外から来ることも衝撃でしたね。

寺内:牛トロ丼美味しかったなー。

小林:その分、酪農に対して本当に興味を持った学生が入ってくるんでしょうね。

寺内:マジであんな学食食べたことなかった!

小林:実習でも北海道でしか体験できないことがたくさんできるでしょうね。なにせ広大な敷地ですしね。

寺地:カレーどうだった?

小林:……さよならっ!

寺内:終われないから(笑)! 酪農学園大学と小林さんのカレー縛りは関係ないからね(笑)。

小林:お前が始めたんだよ(笑)。

寺内:皆さんも獣医、酪農、栄養等に興味がある方は是非、選択肢に! 北海道で酪農を学べるなんて本当に貴重な大学だと思います。ありがとうございました!

小林:またカレーだぁ……。

 

 

次回の『おうえんしナイト』は酪農学園大学の後編としてランパンプスが在学生にインタビューする様子をお届けします。

<酪農学園大学>>
住所:〒069-8501 北海道江別市文京台緑町582番地

 

『おうえんしナイト』では頑張る受験生を応援すべく、リスナーの皆様からのご意見や情報を募集しております。ランパンプスの二人に取材してほしい“あなたの街のおすすめスポット”や“合格祈願にまつわるスポット”など受験生に役立つ情報を特設サイトまでお寄せください。

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