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『上柳昌彦 あさぼらけ』~国連UNHCR協会の街頭募金活動レポートに密着~

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2024年10月2日 17時44分

『上柳昌彦 あさぼらけ』~国連UNHCR協会の街頭募金活動レポートに密着~

ニッポン放送のラジオ番組『上柳昌彦 あさぼらけ』内の新コーナー「国連UNHCR協会 presents 未来と希望の贈り物』。(放送時間 月曜日 朝5時~6時
火曜~金曜 朝4時30分~6時)

このコーナーの第2回放送では、「国連UNHCR協会」が行っている活動のひとつである街頭募金キャンペーンに実際に上柳アナウンサーが密着レポートし、その様子を紹介した。

今回は、東京都渋谷区の初台駅前での街頭募金活動を取材。国連UNHCR協会の街頭募金チームで日々活動し「ファンドレイザー」と呼ばれる、岸上さんにインタビューを行った。

インタビュー当日は、日差しが照りつける炎天下。しかし岸上さんをはじめとしたファンドレイザーの方々は、そんな中でも通行人ひとりひとりに丁寧に声をかけていく。国連UNHCR協会ではこのように、街行く人々への声掛けをほぼ毎日、日本全国各地で行っているという。実際に取材中にも足を止めて話を興味深く聞く人や、「いつも支援しているよ」といった声をかけてくれる人が多くいた。

上柳アナ:「岸上さんは「国連UNHCR協会」のスタッフとして、街頭キャンペーンを行っているわけなんですね。具体的に、どんなことを?」

岸上さん:「通行人の皆様にお声がけをして、世界の難民の現状やUNHCRの難民支援活動の重要性を伝えています。そして、ご賛同いただける方に『国連難民サポーター』という継続的な支援のお願いをしています。」

上柳アナ:「集まった寄付は、どのように使われるんですか?」

岸上さん:「お預かりした寄付金は、まずスイスのジュネーブにあるUNHCR本部に送金され、そこから世界各地に様々な形で支援として届けられます。実は、UNHCRは世界各地に備蓄倉庫を設けており、迅速に支援を届けることができます。例えば、緊急事態が発生した際には、72時間以内に緊急チームを派遣し、援助物資やシェルターを提供します。 こうした緊急支援だけでなく、避難生活が長期化した場合の教育支援、医療費などの現金給付支援なども行います。

近年では、2022年に発生したウクライナ危機でも、いち早く支援を届け、現在も最前線で活動を続けています。」

上柳アナ:「街頭募金キャンペーンの他に、どんな寄付の仕方がありますか?」

岸上さん:「はい。この街頭募金でご案内している「国連難民サポーター」という毎月支援だけでなく、ご自身の財産を難民の未来に贈る「遺贈」や「相続財産寄付」などの選択肢があります。」

上柳アナ:「『遺贈』・・・ もう少し詳しく教えてください。」

岸上さん:「『遺贈』は遺言により、財産の一部またはすべてを、特定の個人や団体に譲渡する寄付の形です。近年、UNHCRの難民支援活動のために支援してくださる方が増えています。遺贈というとご負担に感じられる方も多いですが、UNHCRへの遺贈や相続財産からのご寄付は相続税がかからず、お電話などからもお気軽にご相談いただいております」

上柳アナ:「実際に寄付をされる方は、どのような思いをお持ちなのでしょうか。」

岸上さん:「ご寄付をされる方々によって様々な想いをお持ちで、人生最後の社会貢献として「遺贈」 を考えてくださる方、お亡くなりになったご両親が語られていた戦時中の体験を聞き、相続財産からのご寄付を下さった方、また、「難民のいない世界の実現」をUNHCRに託したいと遺贈寄付を選択下さる方もいらっしゃいます。私たちはこうした皆様の思いを受け、苦しい立場にある難民の方々に、1円でも多く、支援を届けたいと思っています。 そのためにも、私たちはこれからもこの活動に取り組んでまいります。」

岸上さんはインタビューで、「街頭でのご縁からの継続支援をきっかけに、遺贈寄付にもご協力くださった方もいらっしゃいまして、 私たちとしても皆さまから寄せられるお気持ちやお言葉が大変有難く、心強く感じております。」と、支援者への感謝を語ってくれた。

もし街中で国連UNHCR協会の街頭募金活動を見かけたら、是非ファンドレイザーの方の話を聞いてみてほしい。

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