リスナー1万2000人とヨーソロー! 夢とエンターテインメントの“新時代”へ!「ニッポン放送開局70周年記念 佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO) リスナー超感謝祭2024~新時代~」
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2024年10月27日 20時58分
テレビプロデューサーの佐久間宣行がパーソナリティを務めるラジオ番組、ニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(水曜:27時~28時30分)の番組イベント「ニッポン放送開局70周年記念 佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO) リスナー超感謝祭2024~新時代~」が10月27日(日)に横浜アリーナで開催された。
今回は3年前に東京国際フォーラムで開催された「リスナー大感謝祭」を超える「超感謝祭」。リスナーにとって待ちに待ったトーク中心のイベントとなり、チケットは1万2000枚が完売。西野亮廣(キングコング)と渡部建(アンジャッシュ)をゲストに迎え、「ドリームエンタメラジオ」の旗を掲げる佐久間船長にしか繰り広げることのできない貴重なトーク、さらに番組お馴染みの企画コーナーなどを展開し、集まったリスナーたちを夢とエンターテインメントの“新時代”へと誘った。
開幕のオープニング映像は、たびたび番組内で話題になっている映画『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のオマージュになっており、スクリーンいっぱいに映る佐久間の必死な表情や迫真の演技にリスナーから笑いが漏れる。そこから中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」が急に流れ始めると『Dr.コトー診療所』の五島健助になりきり白衣を着た佐久間が自転車に乗りながらステージに登場し、リスナーは大歓声で迎え入れた。
それにあやかり、ステージセットは『Dr.コトー診療所』の診療所を再現。「Dr.サク診療所」と名付けられたそのセットの看板は、なぜか最初に作ったものが「Dr.サクっぽくない」ということで、美術スタッフが作り直したのだそう。トークパートではそんな裏話が続き、オープニング映像は「朝6時に起こされ勝浦(千葉県)の雑木林まで連れて行かれ、いきなり“このセリフを覚えてください”と言われてやらされた」との制作秘話が明かされた。
また、このイベントのチケットが完売したことにも触れ、「ラジオ業界、なんならテレビ業界でも異例。48歳のおじさん(佐久間)のイベントのチケットが完売することは、ありえないことなんです。僕自身も信じられない。感動しています」と嬉しさをあらわにし、リスナーに感謝を伝えた。冒頭にも関わらず「グッと来ている」と感極まった様子だが、イベントはこれからが本番。佐久間の「皆さん、盛り上がる準備はいいですか!?」という呼びかけに、満席の客席から「イエーイ!」と大歓声が上がり、イベントはスタートした。
まずは佐久間のトークパート。「実録 佐久間が出会った業界ブレアウィッチ」と題し、佐久間だからこそ語れる業界裏話が多数飛び出した。中でも番組スタッフに関する“怖すぎるエピソード”に関しては、恐怖以上の大爆笑が巻き起こった。
コーナー転換のVTRでは、番組で何かとパチンコに触れてきたため、佐久間が初めてパチンコに挑戦することに。番組サブ作家にアテンドされて店内に入ろうとするのだが、「その前にゴミを拾って得を積む」「入店は端で、ドア前で一礼してから」などこだわりを押し付けられる様子が映し出された。
リスナーから番組中に演者に指示を与える際に見せる架空の「カンペ」を募集するコーナー「カンペッ!」を挟み、この日の最初のゲスト・西野亮廣とのトークへ。
西野が登場する前、近畿大学の卒業式でスピーチをした際に拍手が小さくてやり直しを要求した件を持ち出した佐久間。「ちょっと配慮して……」とリスナーに呼びかけたおかげで大きな拍手で迎え入れられた西野だったが、「バカにされている感じ、すごく嫌です!」と笑いを誘った。こういう西野へのイジリも、番組にとっては恒例。佐久間の言い分としては「俺は西野のことが好きなんだよ」「好きなんだけど、大っ嫌いなところもたくさんある」ということで、イジってしまうのだとか。
そんな西野とは、リスナーからのお悩み相談にどれだけカリスマっぽく答えられるか対決。「会社で気が付いたら知的キャラになっています。どうすればいじられキャラになれますか?」という質問に「僕の得意分野!」と意気揚々と話し始めた西野は、「あなたはそのままで大丈夫。無理やりキャラを変える必要はない。でも、押さえてほしいポイントが2つあって……」と、『ゴッドタン』で濃厚な絡みをし合う劇団ひとりとの関係性を持ち出して、西野だからしかできない的確なアドバイスを送る。それに大いに納得した佐久間は「あなたにとっての劇団ひとりを見つけてください」と名言を。対決ではあったが2人共が良い意見を出し合ったということで、決着を付けずに健闘を称え合った。
2人の対決は続き、イベント恒例「チュロ上げゲーム」のコーナーへ。おじさん2人がチュロスを持ち上げたり食べたりというシュールな絵面をリスナーが笑って見つめていると、突如別の挑戦者が登場。それはもうひとりのゲスト・渡部建で、おじさんが3人に増えてチュロ上げゲームを行うというさらにシュールな光景に、会場は大いに沸いた。
「季節のイベントごとの企画」をリスナーから一行の企画書にして送ってもらう「企画書は、甘いラブレター・・・」の後に、渡部とのトークを展開。
渡部は先ほどの「チュロ上げゲーム」について、スタッフから何の説明もされずに、ただチュロスを渡されて「どうぞ!」と客席に送り出されたそう。ゲームが終わった今さら「チュロ上げゲームって何ですか?」と佐久間に聞いたり、佐久間が手掛ける『トークサバイバー!』に一言物申したり、2人ならではのやり取りを繰り広げた。
また、渡部といえば“グルメ”。今年6月に番組にゲスト出演した際に行った「グルメ闇取引」を、ステージ上でも行うことに。店名を伏せて美味しいお店を教え合うコーナーなのだが、前回紹介された店はすでにリスナーの“グルメ公安”が突き止めており、放送後に店に行った渡部が「僕、公安です」と耳打ちされたのだという。今回も渡部が紹介した「伝説の料理人がレシピを教えた親子丼が食べられる店」「焼肉も韓国料理も美味しい焼肉屋」を客席に「知ってる?」と聞くと、なんと数人から手が上がる。店名を答えてもらうと、見事に正解! さらに、配信を見ているリスナーからもリアルタイムで回答が送られてきており、間違いも多数あったものの最終的には正解が導き出され、佐久間も渡部も「すげー!」「公安こえー!」と驚きの声を上げていた。
次のコーナーへの転換VTRは、「絶対に催眠術にはかからない」と豪語する佐久間の検証映像。「かかんのマジ シャバい」とまで言っていた佐久間だが……
そして再び佐久間1人でのトーク。大学時代の仲間たちの話を感動的であり、ちゃんとオチもつけた佐久間らしいトークでまとめ上げた。
エンディングでは「ラジオがあったからみんなに出会えたし、会社も辞めた。コロナの時期で辛かったけど、ここに立っていられるのは皆さんのおかげです。僕のつたないラジオを聴いてくださっている方がいると思うだけで、やって来た甲斐、生きている甲斐があります。先週、仲の良かった大学の同級生がまたひとり亡くなりました。別れがあると知っているから、今の1つ1つを大事にできています。このラジオが大好きで、続けていきたいと思っていますが、終わりが来ることも知っています。だから毎週手を抜かずに頑張っているし、それが皆さんに届いていたら嬉しいです。皆さんも良いことだけじゃないと思いますが、それでもこうやって笑って楽しめたら、生きていけるんだと思います。今日は僕にとって、生きていて良かったと思える3時間でした」と感極まった様子で感想を語り、改めてリスナーに感謝を伝えた。
最後は、「野郎ども!港に別れを告げろ!ヨーソロー!」と恒例の挨拶でイベントを締めくくった。
■イベントタイトル『ニッポン放送開局70周年記念 佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO) リスナー超感謝祭2024~新時代~』
■開催日:2024年10月27日(日)15:00開場/16:00開演
■会場 :横浜アリーナ
■出演 :佐久間宣行 西野亮廣(キングコング) 渡部建(アンジャッシュ)
■主催 :ニッポン放送
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