千葉大学、千葉公園をテーマにしたアントレ教育を高校生に実践
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2024年11月19日 22時30分
千葉大学は、千葉商業高校の生徒を対象に、探究的な学びを深める「総合的な探求の時間」と「ロングホームルーム」の6限と7限を使って、千葉公園をテーマにしたビジネスアイデアを創造する授業を10月から2度にわたって実施している。
11月12日には、「千葉公園で価値を生み出す事業を考えよ!」をミッションに、3年生8クラスから選抜されたグループそれぞれがアイデアを発表し、最優秀として3年C組の「光の映画祭」が選ばれた。
ミッションを発表するにあたり、お客さんとしての候補となる3人の情報から1人を選び、売り手・買い手・世間のそれぞれのハッピーが実現するようなアイデアを考え、日常と非日常、少人数と大人数、原資は30万円使えるものというルールを設けた。
今回、「千葉公園」が課題となっているため、地元企業などで構成される「千葉公園 子どもの文化振興実行委員会」の方をゲスト講師に迎え、グループごとに企画を考えていき、短い時間でのプレゼンの方法やアイデアを出すためのアドバイスを行うとともに、ビジネスプランの審査を行った。
評価基準も「課題をとらえられているか」「得られた情報を分析したう上で解決策を考えられているか」「提案された解決策は新しい価値を提案するものになっているか」と現実的。
京葉銀行の古屋秀・地域振興担当部長は「皆さんよく考えている。意外と発表するのもうまい」と言い「こういう教育を続けていけば、起業というものも盛り上がって行くので良いこと」と述べた。
千葉大学は県内の小中高生向けのアントレプレナーシップ教育(起業家精神教育)の普及・促進に向けて活動をしており、教材開発や授業実践に取り組んでいる。今回は千葉大学と千葉商業高校が連携して開発したもの。
千葉商業高校の大川裕二・商業学科主任は、「成果というよりプロセスで評価するもの。今回はアイデアに対する評価ではあるが、皆で考えてその体験を学びにする。やってみて今後何か思い起こすようなきっかけづくりになれば」と話した。
また、千葉大学IMO スタートアップ・ラボの小牧瞳さんは「今回、初めての取り組みで教員や生徒の皆さんのおかげで実現できた。思ったより生徒たちが熱中して取り組んでくれたことが嬉しい。今回はアイデアを出すことが主眼だったが、ここを起点により行動に近づいていくような生徒が一人でも増えたら」と語り、「ここで続けていくことと、県内の別の高校や小中学校にもこのような機会を広げていきたい」と述べた。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
京葉銀行よりITリユース品としてiPadをご寄贈いただきました
PR TIMES / 2024年11月19日 10時30分
-
「子育てしやすい」と思う千葉県の市町村(地方自治体)ランキング! 2位は「船橋市」、1位は?
オールアバウト / 2024年11月6日 8時5分
-
直方市に「アントレプレナーシップ推進大使」来たる
PR TIMES / 2024年11月5日 15時45分
-
洛星高等学校 高校2年生がビジネスプランを発案し競い合う講座
PR TIMES / 2024年11月5日 10時45分
-
【アントレプレナーシップ教育】中学・高校向け探究学習プログラム『TWICE PLAN 起業シミュレーションワーク』大幅リニューアル
PR TIMES / 2024年10月22日 10時45分
ランキング
-
1“執事”が明かす、超富裕層たちの意外すぎる日常。一般人との出会いは皆無、結婚相手で多いのは
日刊SPA! / 2024年11月19日 15時53分
-
2あまり使っていない「固定電話」を解約しようか迷っています。インターネットひかり電話なのですが、解約するとインターネットも使えなくなるのでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年11月19日 4時30分
-
3英語力、日本は過去最低の92位 国際化に逆行、低下続く
共同通信 / 2024年11月19日 15時42分
-
4男女600人超が答えた「今、取りたい資格」ランキング 2位「日商簿記検定」…1位は?
オトナンサー / 2024年11月18日 21時10分
-
5「冬用ルームシューズ」おすすめ3選 あったか素材のものや冷気を防ぐアイテムで、足元を冷えから守る【2024年11月版】
Fav-Log by ITmedia / 2024年11月19日 19時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください