「タワマン文学」の立役者、小説家・麻布競馬場の創作の原動力は? 『スルミ presents トップジャム』
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2025年1月10日 12時1分
フリーアナウンサーの福田典子がパーソナリティを務める『スルミ presents トップジャム』。1月9日(木)の放送には、番組パートナーの株式会社スルミ 代表取締役CEOの石塚つばさ、ゲストには直木賞にもノミネートされた小説家で、タワマン文学というジャンルを切り開いた麻布競馬場が出演。Twitterで小説を書き始めたきっかけや、自身とってのタワマン文学、今後の展望などを語った。
麻布競馬場は、会社員をしながら、2021年頃よりTwitterでツリー形式で小説を投稿。それが話題となり、本にまとめた『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』がヒットを記録。2作目の『令和元年の人生ゲーム』は、第171回直木賞にノミネートされ、大きな話題を呼んだ。
「タワマン文学」というジャンルを切り拓いたとの呼び声も高い麻布競馬場。コロナ禍で実際に麻生競馬場の作品を読んでいたという番組パートナーの石塚の「自分にとってのタワマンとは何ですか?」との問いには、「平成的な幸せの象徴」と応えた。サラリーマンの給料ではタワマンに手が届かなくなってきたいま、いろんなことをすり減らして「それでもタワマンに住みたいか」という問いが突きつけられている、とも続けた。
また、ひとりで外食をすることが多いことを例に挙げ、店で知り合った「うっすら」した友達との広くて薄い人間関係も大事で、働き方もそれに通じると感じているという。1個の人生の形だけではなく、人生の方向性をいくつかにわけるのもあり、と話した。「人間同士や東京での生きづらさのなか、それでももがきながら生きていく人たちを書いていくのか」との質問に、「時代の空気の移り変わりが好きなので、ある意味、(小説には)時代を憑依させている感じも近いかもしれないですね」とコメントした。
最後に、福田から「これから書きたいことは何ですか」と訊かれると、「全共闘について書きたい」と即答。1960年代の終わりから1970年代初めに端を発した学生運動というムーブメントにいまの時代を重ねていると話し、過去を振り返ることが自分にとっては大事だと語った。
■福田典子 プロフィール
1991年生まれ。株式会社SCOグループ広報・COC兼アナウンサー。2013年立教大学経営学部を卒業後、RKB毎日放送入社。情報番組やスポーツ番組を担当し、福岡ソフトバンクホークス番リポーターとして活躍。2016年テレビ東京に中途入社。「モヤモヤさまぁ〜ず2」の3代目アシスタントに抜擢。そのほか主な担当番組は「よじごじDays」「追跡LIVE!SPORTSウォッチャー」等。野球、ゴルフ、卓球、フィギュアスケート、柔道、競輪、ソフトボールなどスポーツ中継の経験を生かし、リオ、平昌、東京と3大会のオリンピック報道にも携わった。2024年3月末日にテレビ東京を退職し、4月からは株式会社SCOグループの広報職に正社員として就きつつ、フリーアナウンサーとしても活動する。一児の母。
■株式会社スルミ 代表取締役CEO 石塚つばさ プロフィール
経営者の父の影響を受け大学在学中である2020年に株式会社スルミを創業。DX人材の育成および生成AIのプロダクト開発やコンサルティングを行っている。大学在学中に芸能活動を経て横須賀市観光大使および防衛省広報支援に就任。ミスワールド・ミスユニバースなど世界的ミスコンのファイナリストとしてSDGsをテーマに世界に向けて発信し受賞歴もある。青年版ダボス会議”One Young World”Manchester Summit2022およびILS TOP100スタートアップにも選出された。一般社団法人生成AI普及活用協会(GUGA)執行委員。日経xwomanアンバサダー。NewsPicksプロピッカー。TSUTAYA「Discover us」コラムニストなども務める。
【番組概要】
■番組タイトル『スルミ presents トップジャム』
■放送日時:2025年月1月9日(木) 21時~21時30分放送
■パーソナリティ:福田典子 (フリーアナウンサー)
■パートナー:石塚つばさ(株式会社スルミ 代表取締役CEO)
■ゲスト:麻布競馬場(小説家)
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