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【学校のプール老朽化問題】公営プールでの水泳の授業を試験的に実施 自治体の財政負担軽減へ新たなメリットも 鳥取県境港市

日本海テレビ / 2024年7月3日 18時1分

日本海テレビ

試験的に学校外のプールで水泳授業です。山陰各地でも老朽化した学校プールヘの対応が問題となる中、鳥取県境港市の一部の学校で試験的に公営プールで水泳の授業が行われています。

7月3日に公開された学校の外での水泳授業では、子どもたちの歓声が上がっていました。

児童

「楽しかったです」

境港市の外江小学校と第二中学校では、今年度から市民プールで水泳の授業が行われていて、7月3日は外江小学校の4年生35人が水泳を学んでいました。25メートルのプールで専門のインストラクター2人が水泳の指導を行っています。天候に左右されず、熱中症対策にもなる室内プールでの授業。さらに温水とあって年間を通じて水泳を学べる環境が整っています。

児童は

「温水プールは、学校のプールより広くて楽しく泳ぎやすかったです」

「普通のプールと違って気持ちいい」

外江小学校のプールは、建設から40年ほどがたち、老朽化が進んでいます。境港市には、合わせて9つの小・中学校がありますが、全ての学校のプールで老朽化への対策を行った場合多くの費用が必要になります。このため、境港市では財政への負担を少なくするため、公営プールを学校のプールの代わりに活用しようと試験的に校外で授業を行っています。

外江小学校 松尾忠光 校長

「(児童たちが)生き生きとして泳いでいる気がします。時代の流れからすると、このような施設を利用しての(水泳)授業というのも、これから必要になってくるのかなというのを感じています」

境港市教育委員会 柳楽力人さん

「今年度の成果を見ながら、来年度以降全小中学校で(温水プールで)水泳の学習を行えるように検討しているところです」

学校のプールの老朽化は、いま山陰各地の教育現場で大きな課題となっています。鳥取県内では、境港市のほか鳥取市や米子市、倉吉市でも公営プールの活用に向け検討が進められているということです。

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