「一緒に参加することに一番意味があって、そうすれば愛を感じることができる」 総被害額が約2億円 SNS型投資詐欺・SNS型ロマンス詐欺において県内過去最高の被害額 鳥取県

鳥取県警

鳥取県の男性が掲示板サイトで知り合った女などから3か月間で約2億円をだまし取られる「SNS型ロマンス詐欺」の被害にあっていたことがわかりました。

被害にあったのは、鳥取県内に住む男性です。警察によりますと、今年4月、メル友募集サイトで知り合った女から男性に好意を寄せるような内容と共に暗号資産への投資を誘導するメッセージが送られてきました。

男性が投資資金名目で650万円を振り込んだところ女から「一緒に参加することに一番意味があって、そうすれば愛を感じることができる」などとさらに投資に誘われ、女と金融アナリストを名乗る別の人物とのライングループに参加。投資資金名目や指導料などとして約9000万円を振り込みました。

その後も手数料名目などで振り込みを行いましたが、不信感を強めた男性が金融庁に相談したところ、合わせて約2億円の被害にあっていたことが明らかになったということです。

鳥取県警によると、鳥取県内で発生したSNS型投資詐欺、SNS型ロマンス詐欺事件の中では過去最高の被害額だということです。

警察はネットで知り合った面識のない人からの投資話は信用しないよう呼び掛けています。

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