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【詳報】餌を食べない状態が続き… 赤ちゃんを産んだばかりのシロイルカ「アーリャ」天国に 子どもは人工ミルクなどで育て体調の観察を続けている 島根県立しまね海洋館アクアス

日本海テレビ / 2024年7月11日 14時17分

日本海テレビ

しまね海洋館アクアスで、7月1日に出産したばかりのメスのシロイルカ「アーリャ」が7月11日未明、死んでいるのがみつかりました。

メスのシロイルカ「アーリャ」は、推定年齢26歳~28歳で体長は約4メートル体重約950キロで、7月1日にメスの赤ちゃんを出産したばかりでした。

アクアスによりますとアーリャは、7月3日から6日間ほど、餌を食べない状態がつづき、7月9日から、抗生物質を投与するなどして、経過を見守っていました。しかし、7月11日午前0時すぎに職員が、体調の急変を発見し、獣医が駆け付けたところすでに心肺停止状態で、午前1時41分に死んでいることが確認されました。

死因については、今後解剖で調査をしていくということです。

突然の知らせを受けアクアスでは悲しみに堪えません。

しまね海洋館アクアス 湊直樹 館長

「子どもを出産して親も子も元気な状態で生きていますよということは、なかなか確率が高くなくて、今パフォーマンスを、展開しているシーリャとミーリャもアーリャが、産んだ子どもです。まさにアクアスを支えている1本の強い柱だと私は思っていましたので、そんなアーリャの突然の死によって、喪失の痛みに襲われている状態です」

アーリャの子どもは、現在、人工ミルクなどで育て、体調の観察を続けているということです。しまね海洋館アクアスでは、シロイルカ繁殖プールの観覧は中止、7月12日以降のシロイルカパフォーマンスは検討するとしています。

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