海で初ダイビングの女性が溺れる 意識不明も救命処置で一命取り止め 島根県浜田市

浜田海上保安部

7月13日午後、島根県大田市の海でダイビングをしていた女性が溺れる事故がありました。女性は一時、意識不明となりましたが、救命措置を受け、命に別条はないということです

13日午後2時半ごろ大田市久手港西側の海岸から約40メートル沖合の海域でダイビングをしていた広島県福山市の女性（52）が溺れ近くにいた海水浴客から「ダイビング中に女性が溺れ、心肺停止の可能性がある」と通報がありました。

浜田海上保安部によりますと事故があったのは水深1.5メートルから3メートルの海域で、潜水中の女性が同行していたインストラクターに浮上を示すハンドサインを出し、一緒に海面へ浮上しましたが、その後、意識を失ったということです。浮上直後は女性と会話が可能な状態でした。

インストラクターが救命措置を行いながら、女性を救助。砂浜でインストラクターとアシスタントが心肺蘇生を行った結果、女性の呼吸が回復し、その後、消防隊に引き継がれドクターヘリで島根県立中央病院へ搬送されました。女性の肺はに水がたまっており、そのまま入院しましたが、命に別条はないということです。

女性は初めてのダイビングだったということで、海水を誤飲した可能性などを含め、海上保安部が事故の詳しい原因を調べています。