着替え姿の盗撮狙いか 施設の更衣スペースにサイコロ状の小型カメラを設置した疑い 教育委員会の会計年度任用職員の男を逮捕 「カメラを付けた覚えはありません」と容疑を否認 島根県

隠岐の島警察署

盗撮目的で更衣スペースに小型カメラを設置したとして、島根県警隠岐の島警察署は7月21日、性的姿態撮影等処罰法違反未遂などの疑いで、県教育委員会の会計年度任用職員の男を逮捕しました。

逮捕されたのは、島根県隠岐の島町に住む男(64)です。警察によりますと、7月2日の午後10時30分ごろ、隠岐の島町の施設から「小型カメラが設置されていました」と連絡がありました。施設の更衣スペースに3.5センチ四方のサイコロ状の小型カメラが設置されていたということです。

警察が捜査をしたところ、カメラに性的な画像は記録されていませんでしたが、聞き取りなどの捜査で男の犯行を特定し、7月21日に性的姿態撮影等処罰法違反未遂や建造物侵入の疑いで逮捕しました。

警察の調べに対し、男は「カメラを付けた覚えはありません」などと話し、容疑を否認しているということです。

警察は、動機や余罪について捜査を進めていますが、犯行のあった施設や男の勤務先などは、明らかにしていません。

男は、去年10月から島根県教育委員会の会計年度任用職員として施設管理などの業務に当たっていました。事件に対し、教育委員会は「このような事件は県民の信頼を裏切るものであり誠に遺憾であります。今後、事実関係を確認した上で厳正に対処してまいります」とコメントしています。