「動画のスクリーンショットを撮って送ると数百万円の報酬がもらえる」 チャットアプリからの指示で40代の女性が約366万円をだまし取られる詐欺被害 島根県益田市

益田警察署

島根県益田市の40代の女性が「数百万円の報酬がもらえる」というチャットアプリをダウンロードし、約366万円をだまし取られる特殊詐欺が発生しました。

益田署によりますと、益田市の40代の女性は、今年5月SNS上で「1日に5000円から5万円稼げます」という内容の広告を見つけクリックすると「動画のスクリーンショットを撮って送ると数百万円の報酬がもらえる」というメッセージが来たということです。女性はその誘いに従って、チャットアプリをダウンロードして「アヤカ」という人物とやり取りを始めました。

その後、「アヤカ」から指定された口座にお金を振り込むと、その金額の30％が女性の口座に振り込まれましたが、途中から「失敗したので5倍の金額を支払う必要がある」などと言われ、5月31日から6月11日まで7回にわたり、合計約366万円を入金。しかし、報酬が支払われなかったことから返金を依頼しましたが、さらなる入金を要求されたため、警察に相談し、事件が発覚しました。

益田警察署では、「簡単にお金が儲かる」などの誘い文句は詐欺だとして注意するよう呼びかけています。