観光りんご園は台風の直撃免れシーズン営業スタート 日照時間が長かったことで糖度が高く仕上がる 島根県飯南町

日本海テレビ

先週末にかけて西日本から東日本をゆっくりと通過した台風10号。ノロノロと移動し予測がつきにくかった台風の進路。こちらの秋の味覚は台風の大きな影響はなかったようでほっと一安心です。

高井記者

「ネットを通して強い日差しが降り注いでいます。観光りんご園は、台風の大きな影響はなく、今年もシーズンを迎えました」

島根県飯南町の観光りんご園。9月1日は、最高気温が30℃を超え、夏の暑さが戻る中、今シーズンの営業がスタートしました。

赤来高原観光りんご園　中岡啓 社長

「最初は（台風が）直撃のような感じだったんですけど、ちょっと南に逸れてくれたんで影響がほとんどなくて助かりました。雨がほとんど8月は降らなかったんですけど、その分糖度も高くなってとてもおいしく仕上がってます」

「王林」「ふじ」など8種のリンゴが植えられているなか早生品種の「さんさ」が収穫の時期を迎え、リンゴ狩りがスタート。今年は、猛暑に見舞われたもののその分、日照時間が長くなり、糖度が上がったということです。観光客はさっそく、もぎたてのリンゴで一足早い秋の味覚を堪能していました。

訪れた人

「あんまり果物食べない方なんですけど、おいしいです」

「毎年楽しみにしています。1日が初日だったので来てみました。台風が直撃しなくて良かった」

これから気温が下がると、続々と収穫できる品種も増えていくという、こちらのりんご園。今シーズンは11月10日まで開園しています。

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