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「目的が自殺というのは短絡的で身勝手だった」 自宅に放火した罪 無職の女に懲役2年6か月の実刑判決 島根県江津市

日本海テレビ / 2024年9月14日 6時12分

日本海テレビ

去年7月、島根県江津市の自宅に放火した罪に問われている女の裁判員裁判で、松江地裁は、懲役2年6か月の実刑判決を言い渡しました。

起訴状などによりますと、江津市の無職の女は去年7月、自殺するため火をつけた新聞紙などを自宅のごみ箱に入れ、夫と一緒に住んでいた自宅1棟を全焼させたとして、現住建造物等放火の罪に問われています。

9月13日の判決公判で芹澤俊明裁判長は、「住宅密集地での犯行で、近隣の高齢者住宅に延焼する恐れもあり危険な上、被告の目的が自殺というのは短絡的で身勝手だった」と指摘。一方で「被告は犯行後自首し、反省している」などとして、検察側の求刑懲役5年に対し懲役2年6か月の実刑判決を言い渡しました。

被告の弁護人は、控訴について「本人と話して決めたい」とコメントしています。

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