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「安心してお買い求めいただけるようになると思います」 全国的に広がったコメの品薄問題 例年より1週間早く新米を収穫し小売店でも順次入荷予定 鳥取県・島根県

日本海テレビ / 2024年9月17日 19時19分

日本海テレビ

風を受けて揺れる新米の稲穂。9月17日、鳥取県八頭町では、新米の収穫作業が行われていました。

農場では今年は例年より1週間ほど早く9月2日から、新米の収穫を行っています。気温が高い日が続き、稲の生育が早まったことに加え卸売業者や小売店からの要望が。

田中農場 田中 里志 代表取締役

「9月に入る直前くらいから、売る米がないからとにかく早く新米がほしいっていうお声をいただいていた」

全国的に広がったコメの品薄問題。昨年度産のコメが少ないなか、災害に備えてコメを買い込む人が増えるなどした影響で、各地でコメが少ない状況となりました。

その影響は山陰でもー。

8月28日の濱中記者リポート

「鳥取市のスーパーに来ています。こちらの棚には普段はお米が並んでいますが、今は欠品となり、入荷も未定となっています」

手に入りにくい存在となっていたコメ。9月も中盤にさしかかった今、鳥取市のスーパーではー。

株式会社エスマート 店舗販売部 横田 秀美 副部長

「9月の初旬から入荷がちょっとずつ入ってきている状態」

9月17日午前10時ごろ、コメ売り場に新米が届けられていました。入荷したのは鳥取県産のコシヒカリやひとめぼれなどの新米。これまでよりやや値段は上がっていますが、少しずつ店頭に並び始め、売り場の担当者もひとまず安心しているといいます。

株式会社エスマート 店舗販売部 横田 秀美 副部長

「電話でも米がありますかとか、ここに来て「米がないなあ」と帰られるお客様もいた」

こちらの店舗では9月18日にもまたコメが入荷する予定だといい、焦らず落ち着いて購入してほしいと呼び掛けていました。

株式会社エスマート 店舗販売部 横田 秀美 副部長

「これから順次種類も出てきますし新米もいろいろ出てきますので安心してお買い求めいただけるようになると思います」

甘み、ねばり共によく、近年のなかでもよい出来だという今年の新米。

田中農場 田中 里志 代表取締役

「精米して白米になってから、1か月から1か月半が目安かと思いますね。2か月とか過ぎて来ると食味も落ちてきますのでおいしいお米をおいしく食べていただきたいですね」

コメはため込んで時間が経つと味を損ねてしまうことも。必要以上の買い込みを控えることもコメをおいしくいただくコツのようです。

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