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獣医「どんどん成長していっているなと感じています」 赤ちゃんを産んで10日後に死んだお母さんシロイルカのアーリャ 赤ちゃんシロイルカの人工保育は国内での成功例は1例しかなく施設職員は試行錯誤の日々 一般公開は未定 島根県・しまね海洋館アクアス

日本海テレビ / 2024年10月10日 17時6分

日本海テレビ

島根県浜田市と江津市にまたがるしまね海洋館アクアスではシロイルカ・アーリャの赤ちゃんが報道関係者に公開されました。

今年7月1日に誕生したアーリャの赤ちゃんは10月1日で生後3か月を迎えました。誕生して10日後に母のアーリャが死んだため、職員が一丸となり、24時間観察や人工保育などで対応。シロイルカの人工保育は国内での成功例は1例しかなく、試行錯誤の日々が続いています。

しまね海洋館アクアス 三島有紀 獣医

「元気でミルクもしっかり飲んで、どんどん成長していっているなと感じています」

アーリャの子は現在、体長約172㎝、体重92.4㎏。すくすくと成長していて、飼育員とも仲良くじゃれ合っています。

しまね海洋館アクアス 三島有紀 獣医師

「お母さんイルカがいないという状況なので、精神的に安定させることとかも苦労していますし、これからシロイルカの群れの中に入っていくのにどうやってリハビリしていくのかもこれからの課題として残っています」

順調に成長中のアーリャの子ども。一般公開の予定はまだ決まっていないということです。

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