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「大きな異常もなく順調に進捗」 島根原発2号機 核燃料を原子炉へ移す「燃料装荷」がメディア公開 12月上旬に再稼働 1月上旬に営業運転を予定

日本海テレビ / 2024年11月1日 18時43分

日本海テレビ

12月上旬にも再稼働する予定の島根原発2号機。10月から核燃料を原子炉に入れる作業が始まっていて、11月1日に、メディアに公開されました。

島根原発2号機の最上階で行われている、「核燃料」を原子炉へ移す作業「燃料装荷」。原子力規制員会に再稼働が承認され、安全対策工事も終了したため、10月28日から始まりました。

島根原子力発電所 岩崎晃 所長

「特に大きな異常もなく、順調に進捗してございます」

核燃料は1体、重さ約300キロ、長さ4.5メートル。560体を入れる予定で、11月1日の朝の時点で半分以上を装てん、この3連休で作業が終わる見込みです。作業員たちも「燃料装荷」は14年ぶり。これに向けた訓練を重ねてきました。

全国で唯一県庁所在地にあり、福島第一原発と同じ「沸騰水型」の2号機。予定通りいけば、同じタイプの再稼働としては宮城県の女川原発に続き2例目となります。

島根原子力発電所 岩崎晃 所長

「燃料装荷までこれたのは、地域の皆さまのご理解があったおかげだと考えておりまして、一つ一つのステップを確実にしながら、安全に燃料装荷を進めていきたいと考えております」

今後、原子炉圧力容器の検査などが行われ、12月上旬には、制御棒を引き抜いて核分裂させて原子炉を起動、2号機を「再稼働」させます。そして発電を再開し、来年1月上旬から営業運転する予定です。

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