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冷たい風が吹くなか地元の小学生たちが鳥取城跡にかかる擬宝珠橋で1年の汚れを落とす「橋磨き」を実施 橋の欄干や飾りを雑巾が黒くなるまで一生懸命磨き上げる 鳥取県鳥取市

日本海テレビ / 2024年12月16日 18時23分

日本海テレビ

今年も残り2週間ほど。鳥取城跡にかかる擬宝珠橋では地元の小学生たちが1年の汚れを落とす「橋磨き」を行いました。この活動は、地域の歴史を知り、次の世代に継承しようと5年前から行っているもので12月16日は、授業で城跡など街の歴史について学ぶ小学5年生、約50人が参加しました。

1621年創建のこの擬宝珠橋は1897年に一度取り壊されましたが、2018年に復元され約120年ぶりによみがえりました。全長は37メートル、国内城郭の復元橋としては日本で最も長いということです。児童は冷たい風が吹くなか橋の欄干や飾りを雑巾が黒くなるまで一生懸命、磨き上げていました。

児童

「きれいになってほしい」

「こんなに汚れているとは気づかなかった。工事も終わってから橋を通る人も多くなるからきれいな橋が良いと思います」

「きれいだなと思ってくれればいいなと思います」

鳥取市教育委員会文化財課 細田隆博 文化財専門員

「これを経験して中学生になった子供たちが鳥取城を身近に感じてくれている出来事にもなっているので、徐々にこの取り組みによって、この鳥取城の魅力が伝わればありがたいと思っている」

12月24日には、地元の高校生たちが鳥取城跡の大手門に門松を設置するということです。

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