火事現場から母親の遺体見つかる 放火容疑で息子を逮捕 死亡時期不明で非現住建造物等放火に 去年10月の住宅火災 島根県出雲市

日本海テレビ

島根県警出雲警察署は1月5日、2024年10月に出雲市であった住宅が全焼する火事について、50代の男を非現住建造物等放火の疑いで逮捕したと発表しました。

警察によりますと、出雲市大津町の無職の男（54）は2024年10月7日午前2時半ごろ、当時住んでいた出雲市古志町の自宅に火をつけ、自宅と隣接する小屋を全焼させた疑いが持たれています。

当時、男は現場におらず、10月8日未明に戻ってきたところを警察官が発見。火傷を負っていたため、そのまま入院していましたが、12月に退院したことから、警察が事情聴取を行っていました。

警察は捜査の結果、容疑が固まったとして1月5日に男を逮捕。警察の調べに対し「火をつけたことに間違いありません」と容疑を認めているということです。

男は、当時90歳の母親と二人暮らしで、焼け跡からは母親の遺体が見つかっていました。母親の死亡時期や死因が特定できていないため、非現住建造物等放火の容疑での逮捕になったということです。

警察が放火の動機や母親が死亡した状況などを詳しく調べています。