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「朝のうちに一日の検査の枠が埋まってしまう」 山陰でも感染者が急増のインフルエンザ 検査キットや薬が不足になる可能性も…

日本海テレビ / 2025年1月8日 19時3分

日本海テレビ

流行が拡大し続けている季節性インフルエンザ。山陰両県で警報が発令され、医療機関は増加する患者の対応に追われています。

1月8日、鳥取県鳥取市の病院を訪れるとー。

看護師

「お疲れ様でした。15分したら結果がわかります」

病院の駐車場には、発熱外来を受診しようとする患者の姿が。医師や看護師が対応に追われていました。この現状に鳥取市の内科医はー。

よしだ内科医院 吉田眞人 院長

「朝のうちに一日の検査の枠が埋まってしまう。午後になって電話してもお断りする、せざるを得んとかそういう状況が続いてます」

日常の診察の合間に感染外来を行っているため、発熱患者の増加で検査や診察を断らざるを得ない場合も増えているといいます。さらに懸念していることがー。

よしだ内科医院 吉田眞人 院長

「そろそろ出荷調整と言って(薬の)必要量を供給できなく なりそうですよという警報が出ている。(今後)その薬が必要な人が増えてくるはずなのに出荷調整という状況が耳に入ってきていて非常に心配している」

全国的に感染者の数が急増しているためインフルエンザの検査キットや薬が種類によっては不足ぎみになり始めているといいます。

よしだ内科医院 吉田眞人 院長

「すぐ検査しても反応が出ないということはありますので、(市販の)錠剤で一日熱をしのぎながら24時間たってから検査を受けて(ほしい)」

検査キット不足を防ぐためにも、発熱などの症状が出てからの受診をしてほしいとのことです。正月休みが明け、仕事や学校などが始まったばかりのいま。マスクの着用や換気、手洗いうがいなど、基本的な感染対策を心がけることが重要です。

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