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衰弱して保護されていた「ウミガメ」 韓国の水族館が放流したカメが漂着 今後は6月ごろをめどに海岸に放流予定 鳥取県

日本海テレビ / 2025年1月16日 16時40分

日本海テレビ

去年、鳥取市の海岸に漂着し保護されていたウミガメが鳥取県岩美町で一般公開されています。

水槽の中を悠々と動くウミガメ。鳥取県岩美町の「山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館」で、1月9日から一般公開されている、ウミガメの一種「タイマイ」です。

実はこのウミガメ、去年12月に鳥取市の海岸に漂着していたところを発見。鳥取市の「とっとり賀露かにっこ館」で一時的に保護された後、岩美町の施設に移されました。甲羅の後方には銀色のタグが付いていて、調査の結果、韓国の水族館が放流し、海流などによって漂着したものだとみられています。

海と大地の自然館 小矢野悠造さん

「韓国から来たというのも分かったので、もともと野生のものでもないというのも(漂着としては)初めて」

体長59センチ、体重13キロのメスのウミガメ。当初は衰弱していたものの、今はエサを食べられるくらいまで回復しているということです。

海と大地の自然館 小矢野悠造さん

「タイマイという種類は展示としては初めて。山陰海岸でウミガメってなかなか見ることができないので、ぜひお越しいただけたら」

今後は、ウミガメへの理解を深める講座を開くとともに、今年6月ごろをめどに町内の海岸で放流する予定です。

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