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大手企業の社員が町長などに対し「インバウンド向けの施策」をプレゼン 智頭町の各スポットを線でつなぐストーリー性のある旅行施策を提案 鳥取県智頭町

日本海テレビ / 2025年1月30日 17時43分

日本海テレビ

鳥取県智頭町では去年11月、「越境リーダーズキャンプ」と題して、大手企業の中堅社員などが地域課題の解決をテーマに現地視察を行いました。1月30日には、社員らが智頭町長などに対しインバウンド向けの施策などプレゼンを行いました。

最終報告会に出席したのは、鳥取県智頭町の金兒英夫町長や智頭町の豆乳スイーツ専門店・楽粹の社長、コーディネーターら約20人です。

これはみずほリサーチ&テクノロジーズが、越境リーダーズキャンプと題し行っている研修で、去年11月、百貨店などの大企業や新規事業を行う企業で働く中堅社員らがグループに分かれ「智頭町へのインバウンド施策」を考えるため現地視察しました。

町内にある豆乳を使ったスイーツ店では、実際に商品を味わったり、社長へのヒアリングを通してアイデアを深めました。

~参加者のやり取り~

「国に応じた商品開発は、今後選択肢としてはあり得る話なんですか?」

「いま日本の食品に対して、非常に皆さん興味を持っておられるのは間違いないので、各国のご意見を入れながら新しい商品を作るのが望ましいんじゃないか」

何度も町内の店や人、コーディネーターらと話し合いを重ねて迎えた最終プレゼン。そのうちの一つのグループが提案したのは「智頭町・恋めぐり物語」

提案者

「智頭町では、実際に恋をモチーフにしたものを体験していただく。恋山形駅でピンク色の駅に立ち寄ったりだとか、楽粹でピンク色の豆腐を購入するというイメージになります」

コンセプトは「かわいい」「恋愛」。智頭町の認知度や自主財源の割合の低さを課題に挙げ、豆腐の購買や町の知名度アップを目的に、各スポットを線でつなげたというストーリー性のある旅行施策を提案。プレゼンに対し金兒町長はー。

智頭町 金兒英夫 町長

「自主財源が上がったら、その次どうなるのということまで踏み込んでもらえたらよかったかなと思いました」

講師

「恋愛もいろいろあるというところがポイントで、そのストーリーづくりもちょっと踏み込むと面白そうだなと思っていました。シチュエーションもイメージできると、かなりとがらせることができる」

各関係者の視点から実現に向けてさらなるブラッシュアップのための意見をもらいました。

株式会社 楽粹 行光秀夫 社長

「智頭町で楽しみながら、その中に楽粹の豆腐もある一つのポジショニングということであれば理解できる。智頭町に非常にメリットのある取り組みとしてわれわれが協力させ ていただく形で、実現は非常に可能性は高いと思います」

あきんど太郎 松井太郎さん(研修のコーディネーター)

「外部人材を受け入れて、人的資本経営に生かしていくという視点も入れながら、地域の活性化に取り組んでいきたい」

1月30日にプレゼンした施策のうち、まずはインバウンド向けの商品開発を行っていきたいと話していました。

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