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【町田気象予報士解説】山陰両県の各地で強い寒気に覆われ、一時的に風も強まる 今後積雪だけでなく落雷や竜巻などの激しい突風にも注意

日本海テレビ / 2025年2月5日 18時39分

日本海テレビ

強い冬型の気圧配置の影響で、2月4日夜から雪が降った山陰地方ですが、一時的に風も強まりました。所々で最大風速や最大瞬間風速で2月として観測史上最大となり、鳥取県大山町塩津では、最大瞬間風速が32.9メートルと観測史上最も強く吹きました。2月6日午前中にかけて、雪や風の強まりに注意が必要です。それでは、上空の寒気を見てみましょう。

上空の気温予報(2月6日午前9時)

水色の部分-6℃以下の寒気が予報の中でかなり大切で、この『-6℃』の寒気が来ると、平野部でも降ってくる雨が雪に変わる目安です。

ただ、今回は、山陰両県紫色のさらに強い寒気、「-12℃」以下となっています。5日もこの寒気にすっぽりと覆われていたのですが、お昼過ぎの時点で鳥取、松江とも気温が2℃に届いておらず、普段との空気の違いを体感したかと思います。6日午前3時、6時、9時とその-12℃以下の空気に覆われる予想で寒さのピークとなりそうです。

予想天気図(2月6日午前9時)

6日午前9時の予想天気図です。

日本付近は冬型の気圧配置が続き、上空の寒気は引き続き強い見込みです。断続的に雪が降り、特に強まる時間帯もありそうです。日本海から流れ込む雪雲の影響で、沿岸部でも積雪が増える可能性があります。上空の寒気の影響で、大気の非常に不安定な状態は続くため落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。

雪の予報図(2月6日午前0時)

この先の雪の予想です。日付が変わって6日午前3時、6時、9時と5日夜から6日昼過ぎにかけて

断続的に雪が降る見込みです。これまでの積雪に、さらに雪が降るので積雪量が一気に増加する恐れがあります。一時的に降り方が強まったり、雷を伴ったりすることもあるでしょう。

6日午後6時にかけて予想される24時間に降る雪の量は、多いところで山間部40センチ、平野部で20センチです。

気温が低く、積もった雪がなかなか溶けないので、週明けにかけても雪の影響が続きそうです。

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