登山中に不明の邦人、1人の死亡確認 残る1人の捜索は8月ごろ再開見通し パキスタン

日テレNEWS NNN

パキスタン北部の山岳地帯で行方不明となった登山中の日本人2人のうち、19日までに1人の死亡が確認されました。残る1人の捜索は、雪が解ける8月ごろに再開される見通しです。

パキスタン北部のスパンティーク峰では、登山をしていた日本人2人の行方が分からなくなり、捜索隊が今月15日、1人の遺体を発見していました。

現地の日本大使館によりますと、遺体の身元は50代の日本人男性と確認したということで、地元メディアなどによりますと、平岡竜石さん（55）とみられます。平岡さんは世界最高峰・エベレストの登頂に5回成功するなど経験豊富な山岳ガイドで、今回は荷物を持つポーターを連れず登山をしていたということです。

残る1人は田口篤志さん（36）とみられていますが、現地当局は「死亡したと推定される」として、雪が解ける8月ごろに捜索を再開することにしています。