1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

「全財産を田辺市にキフする」 “紀州のドン・ファン”遺言書は有効 和歌山地裁が判断

日テレNEWS NNN / 2024年6月21日 20時37分

日テレNEWS NNN

“紀州のドン・ファン”が残した莫大な遺産の行方を巡り、司法の判断が下されました。

   ◇

“紀州のドン・ファン”こと、野崎幸助さん。2018年、和歌山県田辺市の自宅で、急性覚醒剤中毒で亡くなりました。

日テレNEWS NNN

──覚醒剤を使用しているのを見た?(2018年)

元妻・須藤早貴被告

「…」

その後、元妻の須藤早貴被告が、野崎さんを殺害するなどした疑いで、逮捕・起訴されています。

日テレNEWS NNN

野崎さんの遺産は、約15億円にのぼることが判明。残したとされる遺言書には…

野崎さんの遺言書とされる文書

「いごん。個人の全財産を田辺市にキフする」

市への寄付─。これに“納得できない”と声を上げたのが、野崎さんの親族です。残した文書は無効だとして、田辺市側を相手取り、訴えを起こしました。

日テレNEWS NNN

争点となっていたのが、文書の筆跡です。

親族側は、野崎さんが書いたとされるメモなどと、遺言書の筆跡鑑定を実施。「遺言書の筆跡は、野崎さんのものではない」などと主張しました。

一方、田辺市側は、「すべての文字で筆跡の特徴が一致している」と主張。真っ向から対立していました。

日テレNEWS NNN

21日に下された判決は…

和歌山地裁(判決文より)

「本件遺言書の各文字、それぞれの筆跡については、幸助固有の筆跡、筆癖が認められる。幸助の筆跡であるとみて相違ない」

遺言書は有効。親族らの訴えを棄却しました。

   ◇

判決を受け、市の担当者は…

和歌山県田辺市の担当者

「結構長い期間の裁判となったので、改めてほっとしているのが率直な感想でございます」

親族側は、今後の方針についてまだ明らかにしていませんが、21日午後7時から代理人弁護士による会見が行われる予定です。

(6月21日午後6時50分ごろ放送『news every.』より)

この記事の動画はこちらから再生できます

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください