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【男子バレーNL】日本が“0-2からの大逆転” キャプテン石川祐希が“33得点”大活躍 フルセットでフランス撃破

日テレNEWS NNN / 2024年6月22日 22時5分

最多得点を奪った石川祐希選手(C)volleyballworld.com

◇バレーボールネーションズリーグ2024男子大会予選ラウンド 日本 3-2フランス(22日、フィリピン・マニラ)

予選ラウンド7勝3敗の日本(世界ランク4位)は、同じく7勝3敗、東京五輪金メダルのフランス(世界ランク7位)との対戦。日本はすでに8チーム(開催国+上位7位以内)が進める決勝ラウンドへの出場が決定しています。

第1セット日本は石川祐希選手、大塚達宣選手を中心に得点を奪うも、3連続ポイントなどを許しフランスにリードを奪われる展開。その後もフランスの高いブロック、強烈なサーブで失点。終始ペースをつかめずに日本は17-25で第1セットを失います。

第2セット日本は石川選手、山内晶大選手、宮浦健人選手らが得点。序盤はお互いに譲らず10-10。しかし日本はここからフランスに4連続ポイントを許し、追いかける展開に。その後は石川選手が強烈なバックアタックを決めるなどチームをけん引。しかし最後まで点差を縮めることはできず、第2セットは19-25。日本は連取されあとがない状況になります。

第3セットは日本がペースを握ります。この試合好調の石川選手が、いきなり5連続ポイントの圧倒的な存在感。さらに高橋健太郎選手、大塚選手の連続ブロックでフランスのスパイクをシャットアウト。最後は石川選手がアタックを決めて25-16。第3セットは強さを見せて、フランスからセットを奪います。

第4セット、日本は石川選手のトスから宮浦選手のスパイク。さらに高橋選手、宮浦選手のサービスエースで得点。この試合初めて、終盤までお互いにリードを許さず23-23。この接戦から抜け出したのは日本。宮浦選手のスパイク、そして最後はフランスのスパイクが外れ25点目。日本が2セットを追いつき、勝敗のゆくえは最終第5セットまでもつれます。

第5セット、日本は石川選手、高橋選手のアタックで5-3とリード。さらに石川選手が強烈なサービスエースでフランスを突き放します。このリードを守り切りマッチポイントを迎えた日本。最後は石川選手が決めて3-2(17-25、19-25、25-16、25-23、15-10)。セットカウント0-2からの大逆転勝利でフランスを撃破。日本の予選ラウンドの成績は8勝3敗となっています。石川選手は両チーム最多の33得点、宮浦選手がチーム2位の19得点を挙げました。

スパイクを決める石川祐希選手(C)volleyballworld.com

【ネーションズリーグ予選ラウンド 日本の日程】

◆ブラジル開催

第1戦 勝 3-1 アルゼンチン

第2戦 勝 3-0 セルビア

第3戦 勝 3-2 キューバ

第4戦 負 1-3 イタリア

◆日本開催

第5戦 勝 3-0 イラン

第6戦 勝 3-2 ドイツ

第7戦 負 0-3 ポーランド

第8戦 勝 3-1 スロベニア

◆フィリピン開催

第9戦 負 2-3 カナダ

第10戦 勝 3-0 オランダ

第11戦 勝 3-2 フランス

第12戦 アメリカ (6月23日)

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