“広島は勝てば貯金10といえどあってないようなもの” 地上波解説は山本浩二と江川卓 “どのチームも打てていない” 【巨人ー広島】

地上波解説は江川卓さんと山本浩二さん

◇プロ野球セ・リーグ 巨人ー広島（30日、東京ドーム）

1点差の試合がここ5試合続いている巨人。中継ぎ陣6人を入れ替えました。

2軍からは大勢投手、中川皓太投手、そして畠世周投手が上がり、西舘勇陽投手、赤星優志投手、又木鉄平投手が抹消となります。

この日の地上波解説は山本浩二さんと江川卓さん。

山本さんは「広島が勝ったら貯金10ということだけど、あってないようなものだとは思います。今年はどのチームも打っていない。打ってないのに少ない点数で勝っているのがすごく多い。いまセ・リーグ6チームもゲーム差少ない中でやっているので、落ちてくるときは出てくると思う」と広島も油断はできないと語りました。

「ただ、若い選手が成長しているのは間違いない。競ったところで思い切った走塁、守備、打撃。これが広島の強み。きのうの勝ちは大きいと思う。3連敗だったかもしれないのできょうはのびのびプレーできると思う」

そして、相棒を務める江川さんは「本当にどのチームも点数が取れないですね」と山本さんと同意見。「カープはいいところで誰かが打つ。他のチームはいいところで誰も打ってない、という差があると思います。ピッチャーは巨人も広島も悪くない。きょうは点数が少ないと、広島に有利な気がしますし、点数開けば巨人に有利な気がします」と続けました。