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守護神・大勢が復活「絶対に期待に応える」すべてストレート勝負で最速159キロ 満塁しのぎ8セーブ目

日テレNEWS NNN / 2024年6月30日 17時52分

満塁のピンチをしのいだ巨人・大勢投手(画像:日テレジータス)

◇プロ野球セ・リーグ 巨人3-2広島(30日、東京ドーム)

3-2と巨人が1点リードで迎えた9回、守護神・大勢投手が復帰登板を果たしました。

大勢投手は今季11試合に登板し、0勝1敗7セーブ、防御率1.86の成績。5月3日の阪神戦のあとに故障のため登録を抹消されていましたが、この日1軍登録されました。

約2か月ぶりの登板は1点差の緊迫した場面を任された大勢投手。いきなり156キロのストレートで先頭打者をレフトフライに打ち取ります。その後2アウトとした大勢投手ですが、連続四球などで満塁のピンチを招きます。それでも4番・小園海斗選手をストレートで2ストライクに追い込み、最後は158キロのストレートでキャッチャーファウルフライに打ち取りました。

この日は最速159キロをマークし、19球すべてストレートという気迫の投球で復活の8セーブ目をあげた大勢投手。キャッチャーの小林誠司選手がボールをつかんだ瞬間、大勢投手はガッツポースをして喜びました。

試合後大勢投手は「野球がしたくてもできないもどかしさというか。自分が投げていないといけない立場で他のピッチャーが投げていたり、その回に逆転されたりっていうのを見るしかできなかったので悔しかった」と休養期間の心境を話しました。

約2か月ぶりの登板に「めちゃくちゃ緊張していた」と話し、「自分の名前がコールされた時にスタンドからすごく温かい声援だったり拍手をいただいたので、絶対に期待に応えようという気持ちで(マウンドに)上がりました」と打ち明けました。

また、復帰登板にもかかわらず159キロのストレートを連発していましたが、「これからはスピードよりは3人で抑えることを意識して頑張っていきたい」とコメントしました。

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