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【陸上】100mH福部真子がパリへの切符 ライバルとは健闘をたたえ合う姿 「去年の経験が...」1年前の“涙”を力に

日テレNEWS NNN / 2024年7月1日 10時56分

レース後健闘をたたえ合う福部真子選手、寺田明日香選手、田中佑美選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

◇第108回日本陸上競技選手権大会(6月30日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)

女子100メートルハードルでは福部真子選手が12秒86秒で優勝。パリ五輪代表に内定しました。

準決勝で12秒75をマークし、パリ参加標準記録(12秒77)を突破。優勝すればパリへの切符をつかむ中で重圧をはねのけました。

昨年は4位で世界選手権代表を逃し、涙をのんだ福部選手。「4位になった瞬間から誰よりもパリへの準備を始めたつもりなので、きっちり切符をつかむことができてよかった。私らしいと言えば私らしい山あり谷ありの競技人生。去年の経験があって今があると心から言えるので周りの方に感謝したい」と笑顔をみせました。

近年、寺田明日香選手(ジャパンクリエイトグループ)、青木益未選手(七十七銀行)、田中佑美選手(富士通)らとしのぎを削りあってきた女子ハードル。2019年に寺田選手が日本勢で初めて13秒の壁を突破してから、ライバルたちが入れ替わりに記録を伸ばして、現在は福部選手が12秒73の日本記録を持ちます。

田中選手はワールドランキングでの五輪が濃厚となり、寺田選手は2大会連続五輪は厳しい状況へ。それでもライバルであり、ともに世界に挑む仲間たちと健闘をたたえる姿がありました。

▽結果(風-0.2メートル)

1位 12秒86 福部真子

2位 12秒89 田中佑美

3位 12秒91 寺田明日香

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