巨人・阿部監督「一杯飲んで寝たけどやっぱり4番」岡本和真を信頼 初打点の若林に「どんどんチャンスあげたい」

勝利した巨人・阿部慎之助監督(画像:日テレジータス)

◇プロ野球セ・リーグ 巨人3-2広島(30日、東京ドーム)

首位・広島との接戦を制し、3位に浮上した巨人。初回に先制タイムリーを放った岡本和真選手、移籍後初タイムリーの若林楽人選手について、阿部慎之助監督がコメントしました。

岡本和真選手はここ数日、チャンスの場面での不発が続いており、前日には阿部監督が「あそこ(チャンス)で切れてしまうってことは多々あるので。ちょっと考えようかなと思います」と打順の見直しを示唆していました。

それでも、「考えて一杯飲んで寝たんだけど、翌朝やっぱり4番だなと思って」とこの日も岡本選手を4番での起用を決断しました。

すると、岡本選手は起用に応えて、初回に先制タイムリー。阿部監督は「追い込まれてコンパクトに打ってくれたので。あれがいいきっかけになればいいかなと思います。振り回さなくてもああやってコンタクトすればすごい打球が行くので、そこをつかんでくれれば」と復活に期待を込めました。

また、24日に西武からトレードで移籍後、初のスタメン出場で初タイムリーを放った若林選手については「あまり対戦がないピッチャーだったと思うんですけど、素晴らしかったですね」とコメント。「彼はちょっと動物的なとこがある。ポテンシャルが素晴らしいのでどんどんチャンスをあげたい」と若林選手の力を評価しました。