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中村梅枝 8歳 大阪で初舞台への意気込み語る 自己紹介で祖父・萬壽、父・時蔵をチラリと見る

日テレNEWS NNN / 2024年7月2日 6時15分

親子三世代での襲名披露・初舞台について挨拶

歌舞伎俳優の中村萬壽さん(69)、中村時蔵さん(36)、中村梅枝さん(8)が先月29日、7月3日に初日を迎える『関西・歌舞伎を愛する会 結成四十五周年記念 七月大歌舞伎』に向けた式典に登場。襲名披露と初舞台への思いを語りました。

親子三世代の萬壽さん、時蔵さん、梅枝さん。萬壽さん、時蔵さんは襲名披露を、梅枝さんは初舞台を6月に東京・歌舞伎座で行い、7月には大阪松竹座(3日~26日)で行います。

式典に歌舞伎俳優たちが集結 (C)松竹

『七月大歌舞伎』開催を前に式典に登場した萬壽さんは、「43年間名乗りました時蔵という名前を息子にとられまして…あっ違う違う、譲りまして、初代中村萬壽となりました。どうぞよろしくお願いいたします」と、ユーモアを交えながら挨拶。「本日お集まりいただいた皆様方の期待を裏切らないように精いっぱい、千穐楽まで勤めるつもりでございますので、どうぞよろしくお願いいたします」と決意を明かしました。

続いて、時蔵さんは登場するやいなや「私は決して名前をとったわけではございません」と、父親の言葉に笑顔で対応。「5年ぶりの松竹座でございまして、まさか名前を変えて松竹座にまた出させていただけるとは思ってもおりませんでした。ぜひぜひ皆様お誘い合わせの上、何度もお越しいただけるとありがたいです」と呼びかけました。

そして、8歳の梅枝さんが登場。「中村梅枝です」と自己紹介すると、祖父・萬壽さん、父親・時蔵さんの方をチラリと見ました。その後正面に向き直り、「松竹座が初めてなので楽しみです。(『恋女房染分手綱』の)重の井子別れ(という場面)で三吉を勤めさせていただきます。どうぞよろしくお願いします」と、大勢の観客の前での挨拶を無事に終えました。

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