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【阪神】延長戦10回に3点を奪い勝利 連敗ストップで約2か月半借金回避 才木浩人が7回無失点の好投も勝ちつかず

日テレNEWS NNN / 2024年7月2日 21時47分

阪神・岡田彰布監督

◇プロ野球 セ・リーグ 阪神3-0-広島(2日、マツダスタジアム)

阪神はし烈な投手戦の末、延長戦で広島に勝利。連敗をストップさせました。

先発には、試合前リーグトップの8勝をあげた才木浩人投手がマウンドに上がります。2回裏、先頭打者の小園海斗選手に投じた2球目を打ち返されると、ボテボテのピッチャーゴロと打ち取った当たりになりました。しかし、才木投手の一塁送球はバウンド。一塁手の大山悠輔選手は捕球ができず、その間に3塁まで塁が進み、ノーアウトでピンチを迎えます。

しかし、続く打者をファールフライ、さらにピッチャーゴロをうまくさばき、挟殺プレーで2アウト2塁に。最後はセカンドライナーでピンチを無失点でしのぎました。

才木投手が無失点投球を続けますが、打線が振るいません。5回には、今季マダックスを達成している広島の森下暢仁投手を前に、史上20人目となる「3者連続3球奪三振」をくらうなど、森下投手に完全に抑えられます。

8回、1アウト1・3塁のチャンスを迎えるも、中野拓夢選手が空振り三振に倒れます。続く森下翔太選手はフルカウントの7球目のストレートを振り抜くと、打球は右中間へ。わずかのところでライトの野間峻祥選手にキャッチされ、得点を奪うことができませんでした。

才木投手は最後まで好投を続け、7回、113球を投げ、被安打1、与四球2、無失点で継投にマウンドを託しました。

8回ウラ、2番手の石井大智投手が先頭打者の會澤翼選手のピッチャー返しをグラブではじきヒットを許すと、 続く打者は犠打で得点圏に走者を置きます。3番手の桐敷拓馬投手がサードゴロで2アウトにするも、走者は3塁へ。さらに死球を与えピンチを広げるも、上本崇司選手をライトフライに抑え最大のピンチを脱しました。続く9回は岩崎優投手がマウンドに上がり、坂倉将吾選手にヒットを許しますが、後続を無失点に抑えます。

試合は両チーム無失点のまま延長戦に突入。延長10回、1アウトで小幡竜平選手が四球で出塁すると、続く島田海吏選手がライトへヒットを放ちます。すると野間峻祥選手の送球がカメラマン席に入ってしまい、待望の先制点が阪神に入ります。続く近本光司選手、中野選手にもタイムリーがうまれ、延長10回に3点を奪い勝利しました。

この試合に敗北すると4月17日以来の借金となるところでしたが回避、ふたたび貯金生活に戻りました。

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