「何かが起こったらとても残念」大谷翔平のホームランダービー辞退に指揮官は理解

ドジャース・ロバーツ監督（写真：AP/アフロ）

◇MLB ドジャース6×-5Dバックス（3日、ドジャー・スタジアム）

ドジャースのロバーツ監督が大谷翔平選手のホームランダービーについてコメントしました。

この日「1番・指名打者」出場した大谷選手は、一時逆転となる27号を放つなど5打数3安打2打点で勝利に貢献しました。

大谷選手は試合後、記者からホームランダービーの出場について聞かれると「出ない方向で進む」と答えていましたが、ドジャースのロバーツ監督は会見で「彼がドジャースに来た理由は、ワールドチャンピオンになるためです。メジャーリーグ全体を彼一人が背負う責任はありません」と語りました。

さらに「過去にホームランダービーに参加したことはファンのためです。ただ彼は今リハビリをこなさなければなりません。もし彼がリハビリ中ではなかったら参加したかっただろうと思いますが、スイングの数や激しさを考えれば、ショウヘイだけにとってではなく、ドジャースやファンにとって、何かが起こったらとても残念なことになります」とホームランダービーで大谷選手を見たいファンの気持ちを感じつつ、リハビリ中であることを強調し大谷選手の状態を守る意思を示しました。