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陸上部顧問が投げた砲丸 生徒の頭を直撃…集中治療室へ 命に別条なし

日テレNEWS NNN / 2024年7月3日 20時18分

日テレNEWS NNN

富山県上市町の中学校で2日、陸上部の顧問の教諭が投げた砲丸が、誤って生徒の頭を直撃する事故がありました。生徒は集中治療室で治療中で命に別条はないということです。

上市町教育委員会によりますと、事故が起きたのは上市中学校で、部活動が行われていた2日午後4時半ごろ、グラウンドの砂場で陸上競技部の20歳台の顧問の教諭が、生徒に見本を見せるために砲丸を投げました。投げた砲丸は左側にそれ、およそ6メートル先の砂場の外側で練習を見学していた1年生部員の右側の頭を直撃しました。砲丸の重さは4.5キログラムあったということです。

生徒は救急車で富山市内の病院に運ばれ、右の側頭部の頭蓋骨陥没骨折と分かりました。2日のうちに手術を受け、現在は集中治療室で治療中で、会話ができる状態だということです。

教諭は陸上部の顧問を3年間務めていますが、砲丸投げの経験は浅く、日本陸上競技連盟が定める投げる際の声かけなどを行わずに、安全確認を怠ったとみられています。

学校は3日朝、事故について全校生徒に説明し、保護者にも謝罪の文書を出したということです。

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