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渋沢栄一の生まれ故郷で“カウントダウンイベント” 20年ぶり新紙幣発行…対応は?“完全キャッシュレス”移行の店も

日テレNEWS NNN / 2024年7月3日 0時59分

日テレNEWS NNN

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“新札前夜”の2日午後8時すぎ、新一万円札の“顔”となる渋沢栄一の生まれ故郷・埼玉県深谷市では…

大町怜央キャスター

「新紙幣を祝うカウントダウンイベントに多くの人が集まっています」

行われていたのは、20年ぶりの“新紙幣発行”に向けたカウントダウンイベントです。会場には多くの深谷市民が集まっていました。

――渋沢栄一さんがお札になるのはどんな気持ち?

渋沢栄一の故郷 深谷市民

「なんか、すごいうれしい」

――新札、手に入ったらどうする?

渋沢栄一の故郷 深谷市民

「え~、好きなものを買う!」

――使っちゃう?!

渋沢栄一の故郷 深谷市民

「使っちゃう」

新紙幣の“顔”はほかにも、五千円札に教育家・津田梅子、千円札に細菌学者・北里柴三郎が選ばれています。

日テレNEWS NNN

都内では、一足早く“新札の発行”が…

記者

「一瞬で一万円が印刷されていきます」

パンの表面に印刷されたのは、新一万円札のイラストです。実物と比較するとこの再現度。

渋沢栄一ゆかりの地、東京・北区のパン屋さんで、販売されている「お札パン」。2日から、新五千円札パンと新千円札パンも登場しています。

100万円の札束と同じ厚さにしているというこのパン。カバンにつめる姿はさながら…。

記者

「札束をバッグに入れているような感じです」

客の中には、“3種類のお札”全部を手に取った男性も。さぞ“現金が好き”なのかと思いきや…

お札パン購入客

「Suicaでいいですか?」

キャッシュレス派でした。

――100万円分の厚みですよ

お札パン購入客

「ちょうどそうなんですか? 味わって大切に食べたい」

   ◇

新紙幣で盛り上がっていたのは、百貨店「大丸 東京店」も同じです。千円、五千円、一万円とそれぞれ、価格に応じた海鮮丼や肉弁当などが販売されています。

日テレNEWS NNN

3日に発行される新紙幣。世界で初めて「3Dホログラム」技術が採用されていて、偽造防止効果がさらに高められています。

レジや券売機など、新紙幣への対応はどこまで済んでいるのでしょうか。

日本自動販売システム機械工業会によると、先月末の時点で金融機関のATM、切符の券売機、コンビニなどのレジはほとんど対応を済ませているものの、コインパーキングなどの精算機や飲食店の券売機はまだ5割ほど。飲み物の自動販売機は2~3割にとどまる見通しです。

東京・中央区にあるラーメン店「銀座 篝 本店」では、新紙幣発行を機に、“完全キャッシュレス”に移行したといいます。

アデッソ「銀座 篝」 岩田圭介マネージャー

「(新紙幣対応に)切り替えるのも100万円以上かかってくる。閉店後の締め作業の人件費の削減もできるので、完全キャッシュレス化」

時代とともに出番が少なくなっている現金。新紙幣は3日朝、日本銀行から各金融機関に引き渡され、流通が始まります。

(7月2日放送『news zero』より)

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