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【DeNA】平良拳太郎 11年目での“プロ初完封”「一番いい形で終われた」三浦監督「最高のピッチングをしてくれた」

日テレNEWS NNN / 2024年7月5日 6時30分

勝利の瞬間、笑顔の平良拳太郎投手と山本祐大捕手

◇プロ野球セ・リーグ DeNA3-0ヤクルト(4日、横浜スタジアム)

DeNA先発の平良拳太郎投手は、113球無四球でプロ初完封。ヤクルト打線をヒット7本に抑え、今季2勝目を挙げました。

初回から三者凡退に抑えると、2回、3回、4回には村上宗隆選手、サンタナ選手、西川遥輝選手などにヒットを許しますが、味方の好守備もあり無失点。その後も、キレのあるスライダーやシンカーを武器に、スコアボードに0を並べます。

そして、3点リードで9回のマウンドへ。しかしここでヤクルトの代打・青木宣親選手、山田哲人選手にヒットを許し、2アウト1、3塁のピンチ。一発が出れば同点となる場面。それでも最後は宮本丈選手をストレートで空振り三振。渾身のガッツポーズを見せると、キャッチャーの山本祐大選手と抱擁で喜びを分かち合いました。

ヒーローインタビューでは「本当に最後も大きな歓声、ありがとうございました」と応援してくれたファンに感謝。

自身初となる完封勝利について「中継ぎのみなさんも、きのうまでたくさん投げていた。どうにか長いイニングを投げたい思いだったので、一番いい形で終われたので良かった。フォアボールがなかったのが良かったなと思いますし、守備の皆さん、たくさんファインプレーがあって助けられましたので、本当に感謝です」と振り返りました。

シーズン後半に向けては「前半戦は全く力になれなかったので、後半戦1試合でも多く力になれるように頑張りたいと思います」と、今後の活躍を誓っています。

三浦大輔監督は「本当に立ち上がりからボールのキレもありましたし、最後まで球威も衰えることなく最高のピッチングをしてくれました。最後アウトが一番難しいところでよく投げ切ってくれました」と絶賛のコメント。

平良投手は2013年ドラフト5位で巨人に入団。2017年山口俊投手の人的補償としてDeNAに加入。プロ11年目で初の完封勝利となりました。

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