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渡邊雄太が田臥勇太に語った東京五輪とW杯で流した涙のワケ パリ五輪でも「涙を流したい」 【八村塁参戦バスケ日本代表】

日テレNEWS NNN / 2024年7月5日 6時12分

W杯で涙を流した日本代表の渡邊雄太選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

開幕まで3週間となったパリ五輪に出場するバスケットボール男子日本代表。7月5日と7日に韓国と国際強化試合を2試合行います。

45年ぶりの出場となった自国開催の東京五輪では3戦全敗という結果でしたが、2023年のW杯では見事アジア1位の座に輝き、パリ五輪の出場権を獲得しました。

新シーズンからBリーグ参戦予定の渡邊雄太選手が感じるチームの成長について、“日本バスケ界のレジェンド”田臥勇太選手(宇都宮ブレックス)が直撃しました。

田臥勇太選手(左)と渡邊雄太選手(右)

■渡邊雄太「経験値や粘り強さは間違いなく成長できた部分」

――田臥選手「東京五輪のアルゼンチン戦の後「成長を感じられたけど、足りない部分があった」って言っていて、その足りなかった部分とはどこだと感じていますか?」

――渡邊選手「(東京五輪の時は)今思うと経験が足りなかった。あの時は実力含めて勝ちきれなかった。初戦のスペインやアルゼンチンとの試合でも、途中まで良い試合をしていても、流れをつかまれたときにそのままずるずる行ってしまった部分があった。そこで流れを切れる力が足りないなという感じだった。23年のW杯は流れを持っていかれても、それを切って自分たちの流れに持っていくという強さを見せられた。その部分での経験値や粘り強さは間違いなく成長できた部分」

――田臥選手「W杯ではチームとしてメンタル面の成長は感じましたか?」

――渡邊選手「感じました。若い選手も今まで経験していない分、怖さが一切なくプレーしてくれていた。僕とかは今まで経験があったから乗り越えられた。そこがうまく融合できた」

――田臥選手「W杯終わって足りない部分はなくなった?」

――渡邊選手「まだ足りないことは多いです。ドイツだったりオーストラリアだったりに食らいつけたかと言われると、前半20点差つけられた時にそこから巻き返す力はまだなかったんで。今回の五輪は強い相手しかいないんで、その力がないともう一つ上のランクには行けないなと思います」

■東京五輪とW杯で流した涙の意味・・・「今回のパリでも嬉し涙を流したい」

東京五輪で悔し涙を流す渡邊雄太選手(写真:AP/アフロ)

――田臥選手「東京五輪で流した涙、W杯で流した涙あったかと思うんですけど、それぞれ違いましたか?」

――渡邊選手「違いましたね。東京五輪は悔しいという涙だったんですけど、W杯に関しては嬉しくて。ああいった泣き方は幸せだなと思いました。今回のパリでも嬉しい涙を流したいなと思います」

――田臥選手「渡邊選手の嬉し涙を日本中の皆さんが楽しみにしていますんで」

――渡邊選手「じゃあ泣きません(笑)」

――田臥選手「パリ五輪で渡邊選手自身どういった風に引っ張っていきたいと思っていますか?」

――渡邊選手「そこもW杯で色々経験できたんで。実際後半は自分たちが勝っていた部分もあるんで。まず前半相手に主導権を握らせない。仮に主導権握られても、しっかり流れを切って。我慢強さは去年一番得られた部分かなと思うので。ドイツやオーストラリアに仮に20点差つけられても、僕たちがじわじわ追いついていけたら、相手も嫌だと思うので、そのあたりの強さをメダルを獲るであろうチームに見せていけたらなと思います」

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