暑さでお中元の中身が変化？ 『冷やし』がテーマの商品が続々登場

日テレNEWS NNN

今年もお中元のシーズンが始まり、都内の百貨店では、連日賑わいをみせています。しかし、三越伊勢丹のギフト担当、古口晃久さんは、お中元の例年の傾向について…

三越伊勢丹 ギフト担当　古口晃久さん

「お中元・お歳暮に関しては、例年規模が小さくなっている。業界自体が小さくなっているのは事実です」

2023年の調査会社の調べでは、6割以上の人が「お中元を贈らない」と回答していました。そこで、複数の百貨店では「冷やし」に特化した新しいお中元を販売しはじめました。昨今続く猛暑を意識して作られたそうで、温かくておいしい物をあえて冷やして“涼”を感じながら食べられるそうです。

1つ目は通常、温かくして食べるカレーです。『三越伊勢丹』限定で販売されている『二幸 冷やしておいしいカレー詰合せ』（3240円）はその名の通り、冷やして食べるカレー。こちらは暑すぎて食欲が減退しがちな夏だからこそ、スパイスのきいたカレーをあえて冷やして食べやすくした商品。食べるときはご飯も冷やして食べるのがポイントだそうです。

2つ目はピザ。『髙島屋』限定商品の『ラ・ベットラ・ダ・オチアイ フルーツ＆生ハムのピッツァと夏野菜のピッツァ』（5940円）です。イタリア料理で有名な落合務シェフが開発。カスタードクリームを塗った生地に、スライスしたオレンジとレモン、桃、生ハムなどをのせてスイーツ感覚で食べられるというものです。また、暑い夏、外に出ずとも有名店の味が自宅で食べられるのも特徴のひとつです。

3つ目は、通常は温かいスイーツの『フォンダンショコラ』です。『髙島屋』限定商品の『ル・ショコラ・アラン・デュカス モワルー・ショコラ＆フリュイ』（5400円）は、チョコがとろっと溶けるフォンダンショコラとは違い、6種類のフレーバーが特徴だそうです。

今年の夏はひんやりなお中元で感謝を送りつつ、猛暑を乗り越えてみてはいかがでしょうか。

この記事の動画はこちらから再生できます