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「自分が解放された」白髪“いかす”グレイヘア 世間から予想以上に「いいね」も『every.気になる!』

日テレNEWS NNN / 2024年7月6日 12時16分

日テレNEWS NNN

白髪を隠さずに“いかす”スタイルの「グレイヘア」。その“先駆け”とも言えるフリーアナウンサーの近藤サトさんは、グレイヘアにしたとき、世間から予想以上に「いいね」という反応があったといいます。幅広い世代に楽しみ方が広がっているグレイヘア。1人ひとりの白髪の量に合わせてアレンジする美容室や、グレイヘアにした人たちを取材しました。

■憧れのグレイヘア 楽しみ方広がる

日テレNEWS NNN

年齢とともに増えるイメージがある白髪。白髪染めをしている人からは…

40代

「根元が生えてくると気になる」

50代

「定期的に染めないといけない。大変だけど気になる」

中にはこんな人も…

50代

「グレイヘアに憧れている。(将来は)自然な髪色で過ごしたい」

「グレイヘア」とは、白髪をいかすヘアスタイルのこと。今、染めて隠すだけではなく、その人の好みや白髪の量に合わせた楽しみ方が広がっています。

6年前、グレイヘアにしたフリーアナウンサーの近藤サトさん(55)は、「『どう見せないといけない』というものにとらわれていた自分が解放された」と話した。

■白髪をいかすグレイヘア 幅広い世代で受け入れ

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「白髪をいかす グレイヘア」。私たちが取材したのは、最近グレイヘアにしたという45歳の佐々木瞳さん。

佐々木瞳さん(45)

「勇気がいりました。やっぱり早かったかなと思った」

佐々木さんは、20代前半から白髪に悩んでいたそうで、決意したのは1年半前のこと。全体を金髪にして、少しずつ白髪が伸びるのを待ったといいますが、ショックを受けたのが…娘の意見。

佐々木瞳さん(45)

「(娘から)やっぱり老けて見える。はげて見えるって言われた。私の中では結構ショック」

娘(23)

「初めて母から感じた“老い”。ちょっとショックだった」

しかし、白髪の割合が増えていくうちに、佐々木さんの娘は「そういうものかって感じになって。楽しそうにやってくれるのが一番」と話した。

幅広い世代に受け入れられつつあるグレイヘア。街の人からも…

60代

「5年かけてグレイヘアにしている。でも、後ろの方がまだ白くない。早く白くなりたい」

30代の男性は「自分でも結構気に入っている。ナチュラルでダメージにもならないから良い」と、白髪をメッシュのように活用していました。

■白髪を隠さず見せる時代

日テレNEWS NNN

都内の美容室では、白髪の量に合わせた楽しみ方を提案。Heart's脱白髪染め専門サロンの矢作信人オーナーは、「白髪の分量が多い人の方が、すごくきれいな色が出たり、色んな色を試せたりする」と話す。

白髪を隠す「白髪染め」ではなく、いかすためのヘアカラー専門店です。前回の来店から1か月経っているという40代の内田さん。顔回りに白髪も…

内田さん(40代)

「前に白髪が多いので、すごく明るい。逆にここが気に入っている」

時間がたち、白髪がハイライト代わりに。この日も前髪部分は白髪をいかし、明るめの仕上がりになりました。

続いて出会ったのは、20代から白髪に悩みつづけてきたという大竹志保里さん。

大竹志保里さん(40代)

「風が吹いたときに白髪になって、え?って顔されるのが悩みだった」

大竹さんは、かつては2週間に一度白髪染めをしていたそうですが、今は白髪をいかした髪色に。髪が伸びて白髪が出てきてもなじむため、染める頻度は6週間に1回に。

「『おしゃれだね、どうしたの?』って、白髪が見えていた方が言われる」と話す大竹さん。長女の凜佳さん(9)は、お母さんの変化について「前よりきれいになって、かわいくなった」と話すと、大竹さんは、「ありがとう。もっと頑張ろうかなって気持ちになった」

■グレイヘアに意外な反響 “先駆者”の思い

日テレNEWS NNN

コロナ禍で美容室が営業を自粛したことや、在宅勤務の浸透などをきっかけに、広まっているというグレイヘア。その“先駆け”とも言えるのが、日本テレビのニュース番組などでナレーターをつとめるフリーアナウンサーの近藤サトさん(55)です。

今ではトレードマークとなったグレイヘアですが、20代から白髪染めを続けていました。グレイヘアでテレビに出演したのは6年前のこと。「染めないことにした」、そのワケは…。

フリーアナウンサー・近藤サトさん(55)

「染め続けることに対して、やりきれなさ」

49歳でグレイヘアを披露した近藤さん。世間の反応は意外なものだったといいます。

フリーアナウンサー・近藤サトさん(55)

「老けたとか、劣化したとか来るだろうと思っていた。『よし来い!』みたいな感じ。逆にびっくりしたのが、いいねっていう反応」

予想以上の反響があったからこそ、感じたことも。

フリーアナウンサー・近藤サトさん(55)

「見た目で判断するのが、いかに大きいかを思い知らされた。染める人も、染めない人も、縮れ毛の人、ストレートの人、全部公平な評価を受ける日が来てほしい」

(7月3日放送「news every.」より)

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