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児童相談所、身体的な虐待はないと判断 千葉0歳児“暴行死”

日テレNEWS NNN / 2024年7月11日 1時25分

日テレNEWS NNN

千葉県船橋市の自宅などで当時0歳だった息子の顔面を平手で殴るなどの暴行を加え死亡させたとして、26歳の母親が逮捕されました。

警察によりますと、無職の野中千宙容疑者は、去年3月から7月までの間、船橋市の自宅などで長男・千巴弥ちゃんの顔面を平手で殴るなどの暴行を加え生後11か月で死亡させた疑いが持たれています。

去年7月、野中容疑者は「布団の中で冷たくなっている」と自ら通報し、千巴弥ちゃんは搬送先の病院で死亡が確認されました。頭蓋骨骨折と脳内出血が認められ死因は脳損傷でした。調べに対し、野中容疑者は「ストレスで頭にきて平手で殴って床に投げてしまった」と容疑を認めているということです。

一方、児童相談所が10日夜会見し、野中容疑者について、ネグレクトの疑いがあるとして継続的に面談をしていましたが、千巴弥ちゃんの体に目立った傷がないことなどから、身体的な虐待はないと判断していたことを明らかにしました。

児童相談所の担当者

「私どもの関わりの中では、身体的虐待と判断するまでの傷あざなどは確認されませんでしたので、そういった(暴力・虐待などの)リスクについては確認していませんでした」

千巴弥ちゃんが亡くなったことを受けて児童相談所では今後、対応に問題がなかったか検証するとしています。

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