「たいしたもんだな」巨人・阿部監督も感心 若林楽人が一振りで勝利に導く！

サヨナラタイムリーを放った巨人の若林楽人選手(画像：日テレジータス)

◇プロ野球セ・リーグ 巨人3×-2DeNA(12日、東京ドーム)

巨人は9回に若林楽人選手のサヨナラタイムリーが飛び出し、劇的勝利。阿部慎之助監督は「すごいゲームで興奮しました」と振り返りました。

1点を追う8回には、丸佳浩選手が8号ソロを放ち、終盤に試合を振り出しへ。3安打で打率.317となった35歳頼れるリードオフマンには「ずっと好調を維持してくれているので、この後なにかあるんじゃないかと思わせてくれる一発だった」とたたえます。

9回は1アウト3塁から若林選手が初球を振り抜き、レフト前へ熱戦にケリをつけるサヨナラタイムリー。指揮官も「(初球から)たいしたもんだなと思って。よくスタメン起用に応えてくれたなと思います」とうなずきます。

「ポテンシャルも素晴らしいし、独特な世界を持っている方なので」と笑みを浮かべた阿部監督。「なにかやってくれるんじゃないかなという期待感を持たせてくれる選手なので、西武とトレードさせていただいた。活躍できて本人も一番ホッとしていると思うし、長く継続してほしい」とさらなる期待を込めました。