巨人・阿部監督 スタメンマスクの大城に「またいいきっかけになったんじゃないかと思う」

ピンチの場面で戸郷翔征投手に声をかけに行く大城卓三選手(画像:日テレジータス)

◇プロ野球セ・リーグ　巨人3×-2DeNA(12日、東京ドーム)

劇的サヨナラ勝利を飾り首位を死守した巨人。阿部慎之助監督は約1か月ぶりのスタメンマスクをかぶった大城卓三選手について語りました。

2位DeNAとゲーム差0で迎えた首位攻防戦。ファーストで起用が続いていた大城選手が6月8日以来のスタメンマスクをかぶりました。

先発の戸郷翔征投手は、4回、5回と連打から失点。5回には2アウト2塁から打撃好調の山本祐大選手に2ボールとした際には、大城選手がマウンドへ向かい間を取ります。その後、三振でピンチを脱しました。

戸郷投手を6回2失点とリードした大城選手は、7回以降、中川皓太投手、船迫大雅投手、大勢投手と無失点リレー。

2-2の9回には先頭打者としてレフトへサヨナラのランナーとなるツーベースヒットでチャンスメーク。若林楽人選手のサヨナラタイムリーのおぜん立てをしました。

久々のスタメンマスクをかぶり役目を果たした大城選手。阿部監督は「大城が元気になってくれればキャッチャーでも勝ちにつながる試合になる。きょうの試合がまたいいきっかけになったんじゃないかと思う」と語りました。