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芥川賞発表 朝比奈秋『サンショウウオの四十九日』と松永K三蔵『バリ山行』の2作に決定 

日テレNEWS NNN / 2024年7月17日 18時12分

朝比奈秋さん (c)石渡朋

第171回芥川賞・直木賞の選考会が17日に行われ、芥川賞の受賞作が発表されました。純文学の中・短編作品に贈られる芥川賞に輝いたのは朝比奈秋さん(43)の『サンショウウオの四十九日』と松永K三蔵さん(44)の『バリ山行』です。

『サンショウウオの四十九日』は、体は1つなのに、意識と人格は2つある結合双生児の姉妹の生活を描いた物語です。朝比奈さんは2021年『塩の道』で第7回林芙美子文学賞を受賞し、2022年に同作を収録した単行本『私の盲端』でデビュー。初めてのノミネートで受賞となりました。

松永K三蔵さん

『バリ山行』は、会社員の主人公が、ルートを外れる危険度の高い登山「バリ」に出会い、登山と仕事を重ね人生に向き合っていく物語です。松永さんは、2021年『カメオ』で第64回群像新人文学賞優秀作を受賞しデビュー。初めてのノミネートで受賞となりました。

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