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岸田首相、旧優生保護法めぐる裁判の原告らに直接謝罪  “除斥期間取り下げ”表明も

日テレNEWS NNN / 2024年7月17日 17時9分

日テレNEWS NNN

旧優生保護法は憲法違反で被害者を全面的に救済するとした最高裁判決を受け、岸田総理大臣は裁判の原告らと総理官邸で直接面会し、謝罪しました。

岸田首相「政府の責任は極めて重大なものがあり政府を代表して謝罪を申し上げます。お一人お一人に深く深く謝罪申し上げます」

原告 北三郎さん(仮名)「67年間本当につらかった。国としてしっかり責任をとってほしいです」

当事者の話を聞いた上で、岸田総理は賠償を求める権利がなくなっている、という「除斥期間」の適用を求める、政府のこれまでの主張は取り下げる考えを表明しました。

岸田首相「除斥期間による権利消滅の主張は撤回をし、優生手術の実施が認められる訴訟については和解による解決を速やかに目指してまいります」

面会には旧優生保護法のもと障害などを理由に強制的に不妊手術を受けさせられたとして国に賠償を求めた原告らおよそ130人が参加しました。

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