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講談社元編集次長“妻殺害”やり直し裁判で懲役11年判決…東京高裁 読み上げ中に「僕はしていないんです」

日テレNEWS NNN / 2024年7月18日 19時14分

日テレNEWS NNN

8年前、自宅で妻を殺害した罪に問われている講談社の元編集次長のやり直しの裁判で、東京高裁は18日、朴被告に再び懲役11年の有罪判決を言い渡しました。

講談社の元編集次長・朴鐘顕被告は、2016年、都内の自宅で妻の佳菜子さんの首を絞め殺害した罪に問われています。

朴被告はこれまで、「妻は自殺した」として一貫して無罪を主張してきました。

一審と二審は朴被告に懲役11年の有罪判決を言い渡していましたが、最高裁は、「審理が尽くされていない」として、二審で審理をやり直すよう命じていました。

18日、やり直しの控訴審で東京高裁は「被告人の供述は全体的に信用性が認められない」「自殺の主張は、現実的にあり得る可能性と評価できない」として、朴被告に再び懲役11年の有罪判決を言い渡しました。

裁判長が判決を読み上げている際、朴被告は「僕はしていないんです」と声をあげました。

朴被告の母親

「納得がいきません」「どういうふうに(朴被告の)子どもたちにきょうのことを報告したらいいか、とてもつらいです」

朴被告側は、最高裁に上告する方針だということです。

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