「本人が一番もがいている」巨人・阿部監督 復帰後ノーヒットの坂本勇人「H(ヒット)のマークがいい薬」

5試合ぶりのスタメンでヒットは出なかった坂本勇人選手(画像:日テレジータス)

◇プロ野球セ・リーグ 巨人4-3阪神(17日、東京ドーム)

巨人が阪神とのシーソーゲームを制し、首位をキープしました。

この試合では、12日に1軍復帰となった坂本勇人選手が「6番・サード」で5試合ぶりのスタメン出場。2回に迎えた第1打席はライトフライに倒れますが、第2打席はノーアウト2、3塁と一打同点のチャンスで回ってきます。この場面ではライト後方へ大きな打球を飛ばし、同点の犠牲フライ。きっちりと仕事を果たし、6月14日の日本ハム戦以来の打点を挙げました。

しかしその後の第3打席、第4打席は内野ゴロに倒れ、復帰後の成績は8打数ノーヒット。6月16日の日本ハム戦以来、快音が遠ざかっています。

阿部慎之助監督は坂本選手の状態について「まだ本人が一番もがいている状態ですけど、なんとか仕事をしてくれたので良かったです。H(ヒット)のマークがついて、それが選手にとって一番いい薬になると思うので、なんとか一本打って欲しいなと思います」と安どと期待のコメントを残しました。