【中日】首位・巨人に完封勝利で連敗を3で止める 先発・高橋宏斗は今季自己最多の12奪三振で無失点イニングを「26」で継続中

試合に勝利した中日の立浪和義監督（写真：時事）

◇プロ野球セ・リーグ 中日 1 - 0 巨人(19日、バンテリンドーム)

好投手同士の投手戦となった1戦。中日は、2回に生まれた細川成也選手のホームランで先制するとそのままリードを守り、完封勝利しました。これでオールスター前の最終カード、初戦を白星で飾っています。

先発のマウンドに上がったのは高橋宏斗投手。ここまで18イニング無失点中の高橋投手はこの日も好投を披露し、0を重ねます。

好投を後押ししたい中日打線は初回から好機を手にします。 後藤駿太選手がレフトヒットで出塁すると、福永裕基選手が四球を選びチャンスメイク。しかし1アウト1、2塁で打席に向かった中田翔選手がダブルプレーに倒れ、無得点としました。

しかし2回、細川成也選手が2試合連続となるホームランを放ち、中日は先制に成功。 勢いに乗りたい中日打線ですが、以降は巨人の先発・戸郷翔征投手の前に追加点を得られません。

1点のリードを守る高橋投手は8回無失点と圧巻のピッチングを披露。ランナーを背負う場面もありますが、この日今季自身最多となる「12奪三振」と好投を見せ、無失点イニングを「26」に伸ばしました。

最終回のマウンドを託されたのは、守護神・マルティネス投手。巨人の上位打線を次々と打ち取り、無失点で試合を締めました。

リーグ首位の巨人に完封勝利した中日は、これで連敗を3で止めています。