【DeNA】序盤3点リードも痛恨の逆転負け 山崎康晃と中川虎大が痛恨の被弾 打線は2試合連続2桁安打も9回の好機生かせず

5回に交代を告げるDeNAの三浦大輔監督

◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト6 - 4DeNA(20日、神宮球場)

DeNAは序盤のリードを守り切れず、逆転負けを喫しました。

初回、先頭の梶原昂希選手、オースティン選手、佐野恵太選手が3連打。相手の守備のミスも絡み、2点を先制します。さらに3回にも梶原選手、オースティン選手の連打でチャンスメーク。牧秀悟選手の内野ゴロの間に3点目を奪います。

しかし4回、先発の石田裕太郎投手が村上宗隆選手に17号ソロホームランを許し、失点。5回に牧選手のタイムリーツーベースヒットで再び1点を加えますが、4-1と3点リードで迎えた5回は、ショートの森敬斗選手のエラーをきっかけに3連打で2点を返され、1点差へ。石田投手は5回途中3失点で降板します。

すると1点リードの6回には、3番手の山崎康晃投手がオスナ選手に12号ソロを献上。試合は振り出しに戻されると、8回には5番手の中川虎大投手が、オスナ選手にこの試合2本目となる2ランホームランを浴び、この試合初めてリードを許します。

反撃したいDeNA打線は、9回は梶原選手のセーフティーバントがサード村上選手のエラーを誘い、先頭打者が出塁。さらにオースティン選手がツーベースヒットで続き、ノーアウト2、3塁とします。しかし大西広樹投手の前に佐野選手、牧選手が凡打に倒れると、最後は山本祐大選手のライナーはサードの村上選手の好守備に阻まれました。

1番梶原選手と2番のオースティン選手がそれぞれ3安打猛打賞をマークするなど、チームは12安打で2試合連続2桁安打を記録。しかし、投手陣が粘れず、痛恨の逆転負けとなりました。