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箱根駅伝の雪辱へ 中央大・柴田大地は日本選手権に続き好調 “負けていられない”と溜池一太も5000mで自己新/ホクレンDC千歳大会

日テレNEWS NNN / 2024年7月21日 18時0分

今季、各種目で自己記録を連発する柴田大地選手は組トップでフィニッシュ

北の大地を舞台に熱戦が繰り広げられる陸上競技・中長距離のシリーズ戦、ホクレン・ディスタンスチャレンジの第5戦千歳大会が、7月20日に北海道・千歳市青葉陸上競技場で開催。前半戦の締めくくりとしてトラックレースに挑んだ大学生ランナーたちが奮闘を見せました。

ホクレンDC千歳大会では、中央大学の選手たちの活躍が光りました。

まだ暑さが残る午後4時10分スタートの男子5000mDでは、2年生の柴田大地選手が力走をみせます。6月27日の日本選手権では3000m障害で日本歴代8位、学生歴代2位となる8分24秒68の好記録で2位と健闘。

7月14日の関東学生網走夏季記録挑戦競技会では10000mで28分47秒69の自己ベストと快走を続ける柴田選手は、今回は5000mで従来の記録を6秒更新する13分43秒77の自己記録を打ち立て、組トップを奪う活躍でした。

「秋には箱根駅伝予選会と全日本大学駅伝の連戦があるので、そこをイメージして連戦する機会を作りたかった。日本選手権、学連挑戦会、今回のホクレンDC千歳大会、来週の中大記録会の3000mとレースが続く中でも安定したパフォーマンスを発揮するのが目標。この4本全てで自己ベストは最低ラインです」と話すように、連戦でも目標通りに各種目で自己記録を出し続け、好調をキープしています。

これほどの活躍を見せる柴田選手でも「現状チームの中で、5000m、10000mのタイムでは正直、箱根駅伝の出走メンバーに絡めるかどうか……」と言うほど、今の中央大学には勢いがあります。

男子5000mCでは、柴田選手と同学年の本間颯選手が好走。「非常に良い練習が積めていたので、自信を持ってスタートラインに立つことができた。欲を言えば、(設定タイムの速い組で)13分20秒台を目指したかったのですが、しっかり勝ち切ったなかでタイムを付けていきたいと考えて出場しました」と話すように、自己記録となる13分44秒96をマークし、組1着でフィニッシュしました。

翌日には地元・士別市で開催される士別ハーフマラソンに出場する予定で「今日の5000mと明日のハーフマラソンのセット練習と考えています。(ハーフは)1km3分20秒ペースで走る予定です」と、箱根駅伝予選会に向けてタフさに磨きをかけていきます。また、同組では吉中祐太選手(3年)が13分45秒78で2着に入っています。

男子5000mBでは、「U20日本記録を狙おうと思っていた」というルーキーの岡田開成選手が積極的な走り。外国人勢にも果敢に挑みました。目標には届かず「まだまだ力不足。タイム的にも物足りない」と反省を口にしていましたが、それでも自己記録に肉薄する13分36秒91の好記録で、この組では日本選手トップの6着。「あれだけ最初突っ込んでも、13分36秒でまとめられたのは成長した証かなと思います」と収穫も口にしていました。

積極的にレースを進めた中央大学の溜池一太選手

トリを飾ったのは、エース格の溜池一太選手(3年)でした。

「柴田、本間と組トップで、岡田も積極的に行っていましたし、すごく良い流れで来ていた。アップしながら"負けていられない"と思って見ていました」

最終組の男子5000mAに登場した溜池選手は、チームメイトの活躍に刺激を受け、序盤から積極的にハイペースに食らいつきます。ラスト1周で駒澤大学の篠原選手にかわされはしたものの、6着(日本選手3着)となり、13分28秒29の自己ベストをマークしました。

ホクレンDC網走大会では、10000mに出場し、27分52秒38の中央大学記録をマーク。連戦の疲れもある中で好走しました。学生トップを逃した悔しさを口にしつつも、「網走と2本揃えたのは自分の自信にしていい。自信を持って夏合宿に臨めると思います」と手応えもあった様子。今年の箱根駅伝では1区を任されながらも体調不良があり区間19位と力を発揮できず、チームもシード権を逃しただけに、駅伝シーズンでの雪辱を誓っていました。

今年度の箱根駅伝は10月の予選会からの挑戦となりますが、中央大学は、シード校にとっても侮れないチームになっていきそうです。

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