「歴史が変わる瞬間を」トランポリン・西岡隆成がパリ五輪への意気込み 合宿地ドイツへ出発

合宿地のドイツへ出発する西岡隆成選手

トランポリン日本代表が21日、事前合宿地となるドイツに向けて出発。西岡隆成選手はパリ五輪でメダル獲得が目標と語りました。

昨年には世界選手権で銅メダルを勝ち取り、その後自身初となる五輪の切符をつかみ取った西岡選手。出発前に行われた取材に「結果で恩返ししたい気持ちはあるんですけれども、自分が気負いすぎないっていう意味で（メダルを）意識しない」と話す西岡選手。「見据える先はメダルなんですけど、本番の直前になったら自分が楽しむことだけを頑張って行ければ良いかなと思います」と話しました。

これまで五輪ではメダル獲得ができていないトランポリン競技。初のメダル獲得に向けて「トランポリン初となるメダルを獲得することが目標です」「トランポリンの歴史が変わる瞬間を見せられればいいかなと思います」と意気込みを語りました。

またフランス・パリに持って行くモノを聞かれると「部屋が体操の子たちと一緒らしくて、体操選手がSwitchとかを持って来ているらしいので、僕も今回持って行こうかな」と同部屋との交流のために持ってきたモノを明かすと「仲良くさせてもらおうかなと思います」と話しました。

最後に子供たちに向け「僕の結果を見て新しく始めてくれる子が増えてくれるのもうれしいですし、始めた子たちがうまくなって今回のパリオリンピックの演技を見たときに、実はあの人すごかったんやなって思ってもらえるような演技をしたいなと思います」とコメントしました。